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琴奨菊(ガブリエル)の笑顔と宮本武蔵

ガブリエル(琴奨菊)の笑顔

 

ガブリエル! 優勝おめでとう!

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スー女(相撲女子)に大人気なガブリエル(琴奨菊
ガブリエルは、得意技ががぶり寄りというところからきています。

聖書においてガブリエル「神のことばを伝える天使」であり、西洋美術においては優美な青年で描かれたり、威厳のある表情で描かれたりしている。

JKのようでお茶目でかわいいガブリエル(琴奨菊

2016年初場所、3横綱を破る大活躍をしたガブリエル君、実は非常にお茶目なのです。

サインには、「酔ってカブって琴奨菊と書いたり、ブログにも「ガブガブガブ感謝です」と書いていたり、ブログも大関琴奨菊のがぶろぐ」なんていうタイトルで書いていたりしました。

 なんといっても極め付けが、テレビで『ガブピース』というポーズを流行らせようとしていました。

 <ガブピース> お茶目にガブピースをするガブリエルこと琴奨菊

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スー女や一部の子供のウケは良かったようですが、なんとなくDAIGOさんのウィッシュようなポーズでもあります。


まあ、あのほのぼのとした笑顔をお茶目なことばかりするので、スー女からの人気も高い力士の一人です。

その他、キティーちゃんのタオルを使っていたり、趣味はアロマスイーツ好きだったりとまるでJK(女子高生)のようなところもあり、かわいい笑顔でお茶目なことをする琴奨菊の素顔と、土俵上での強さと相まってそのギャップがまた、スー女たちの心をわしづかみにしているのかもしれません。

琴奨菊の人柄

とにかく、人当たりがよく、周りに気配りができる力士です。

話しかけにくそうにしているお客さんには、自分から進んで気さくに話しかけにいったりいますし、インタビューの受け答えも、朴とつながらしっかりと答えていて、真面目で誠実さを感じます。

よく行く店の人も、若い付き人がミスをしても、怒鳴ったところをみたことがないと言っています。

優勝インタビューで、両親への感謝、周りの人、若い付き人への感謝を述べていました。

苦労した31歳、努力が報われました。

 

2015年7月10日、婚約を発表していた一般女性と結婚したのですが、プロポーズの際には自身で作った絵本にダイヤの指輪を挟んでプレゼントしたというロマンチスト

この写真が、ガブリエル君(琴奨菊)そのものを物語ってるといってもいいでしょう。

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出典: www.sanspo.com

ガブリエル(琴奨菊)と宮本武蔵

 万里一空、これはガブリエル君が大関に昇進したときの口上です。
大関の地位を汚さぬよう万理一空の境地を求めて、日々努力精進致します」

万里一空とは、宮本武蔵が長年の修業でたどり着いた精神的境地で、五輪書にも出てくる言葉です。
そのまま『万里一空』を解釈すると、「どんなに遥か遠くまで行っても、空は1つしかない。すべてのものは1つの世界に留まっている」ということになります。

 

そこから、「目的、目標、やるべきことを見失わずに励む、頑張り続ける」の意味に使われ、元巨人軍の桑田真澄さんの座右の銘としても有名な言葉です。

土俵の下で、じっと目をつぶって冷静に瞑想している琴奨菊関、佐々木小次郎との巌流島の決闘で遅れたことにも動揺せずに、じっくりと冷静に対処した宮本武蔵と重なるものがあります。

ガブリエル(琴奨菊)とルーチン

少し前はイチロー、最近では五郎丸で有名になったルーチン
ガブリエル君にも、立派なルーチンがあります。

1.取組の前、じっと腕を組んで土俵下で瞑想

2.土俵上、仕切り前大きく胸を反らすガブリエルポーズ

3.塩をいっぱいに高くまくガブリエルの塩まき

4.取組後も、じっと腕を組み土俵下で瞑想

 

元々気が弱かったガブリエル君(琴奨菊)は、土俵で強い気持ちを維持するため、スポーツメンタルトレーニングの専門家である東海大学教授の高妻容一先生のアドバイスを受けて、このポーズができあがったそうです。メンタル面を鍛えて大関に昇進し、その後の大活躍。

 

相撲ファンならずとも、「ああ、あの弓のように胸を剃り返してから、塩を豪快にまく大関ね!」と有名です。