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覚せい剤で逮捕された最近の清原の心境と、長渕剛の「とんぼ」がダブる

プロ野球選手の清原和博さんが覚せい剤所持で逮捕された。その後、使用も認めていると言われています。
このブログでも応援していたので残念である。

参考:

89314.hateblo.jp


(清原さんのブログへのリンクは切れちゃったようです。)

 

清原の心の闇と長渕剛のとんぼ

清原選手と言えば、巨人時代、登場曲として流れていたのが、長渕剛さんの『とんぼ』です。
前奏の地の底から響いてくるような ♪wow wowow wow wow wow wowow wowwowwow~ 
という曲に合わせて、バッターボックスに登場してきた清原選手の姿が思い出されます。

そして、この長渕剛さんの『とんぼ』を連想するたびに、この曲が離婚後の清原さんの心境を歌っていたような気がします。
長渕剛さんの書かれている本の中で、長渕さんが『とんぼ』についてこんなことを言っています。

「田舎のトンボは群れをなして楽しそう飛んでいるのに、東京にいるトンボはいつも一人ぼっち。 だけど、都会のトンボは一人でも、愚痴も言わず、精一杯水辺を探して飛んでいる。」

選手時代、グランドで一緒に暴れまわった仲間とも、プロ野球選手を辞めるということで一緒にいれなくなり、そして離婚。自由に子供と会うことすらもままならない、都会東京の麻布のマンションでの一人暮らし。だけど愚痴を言う相手もいない。せいぜいブログを更新して、近況を報告。本当はこの自分の辛さをわかってほしい。

だからではないだろうか、ブログを1日に2~3回も更新している。しかもその内容は、体調が悪いという弱気な内容や、子供に会えてうれしかったけど別れた後寂しいというような寂しさをストレートに表現した内容など、自分の弱った感情をさらけ出しているような内容が多かった。

プロ野球選手を辞めてからは、野球解説者の仕事はときどき入っていたが、グランドでのコーチや監督といったオファーはあまりなかったようです。
現役時代の輝かしい実績に比べ、48歳の自分、今後自分の進路はどうなっていくのだろうか、都会の水辺を必死に探して飛んでいたのであろう。

♪ああ しあわせのとんぼよ どこへ お前はどこへ飛んで行く

巨人時代、打てなくて罵声をあびせられ、罵られていた時のほうがずっとよかったと、プロ野球選手を引退した後の清原。
何をやっても充実感が得られなかったようだ。

一度スター選手として味わった栄光の味、普通の人とは感覚が違ったのも無理はないかもしれない。

選手時代、特に西武時代、大活躍して脚光をあびていたしあわせのとんぼ、そんな俺を客観的にみて「お前」と言っている。
そしてその過去の自分に対して、「お前はどこへ飛んで行くんだ」と問いかけている。
進路に迷っている清原の心情とダブってしまう。

♪ああ しあわせのとんぼが ほら 舌を出して 笑ってらあ

ある意味、どうにもならない自分に対して、えへっ! とどうしよもない哀愁の気持ちをこめてわざと明るく見せている、またはわざとおちゃらけて、おどけてみせているような感覚だろうか。
過去の自分をしあわせのとんぼとして、それを客観的に回想して今の自分と比較している清原。 ああ、俺、何をやってるんだろ、もう舌を出して笑うしかないよね! 

まあ、どうであれ、覚せい剤に手を出し、子供たちの夢を壊してしまったことは、どのような事情があれ抗弁できるものではないだろう。
大物選手だっただけに、相談できる相手も少なかったのかもしれないが・・・