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LINE、SNSで、つながっていたい人が増えた本当の理由とは

SNS、LINEが発展してきたせいか、最近は電車に乗っても、3人に2人は何かしらスマホをいじっていたりする。
女子高生などは、LINEで連絡がきて、5分以内に返さないと仲間はずれにされるなんていうことを言う人もいます。

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会社に仕事をしに行っているのか、メールをしに行っているのか?

会社でも、30分おきにメールをチェックしている人もいる。
何か社会がおかしい。
昔はメールなんていうのは、1日のうちに出社してまず朝一にチェック、昼飯の前後にチェック、夕方終業時間の1~2時間前にチェックと、1日に3回ぐらいしかチェックしなかったものだが、今だと、そんなんじゃ仕事ができない奴の典型だ!なんていう人もいる。

その人に言わせると、30分から1時間に1度はメールをチェックしているといい、それが社会の常識だと言っています。
私が、馬鹿な! そんなに緊急性があるんだったら「電話」というツールがあるだろうと言うと、電話じゃ一人にしかかけれない。
一度に何人もの人に緊急情報を流すのであれば、それはメールということになると言うのです。

明日の午前中は緊急性がある案件が入るかもしれないので、メールを30分毎ぐらいにはチェックしておいてくれと言われれば、半日ぐらいは30分毎にチェックをするであろうが、それが毎日となると、会社に仕事をやりに行っているのか、メールをやりにいってるのかわからなくなる。それこそ本末転倒であって、メールばかりみていて本来の仕事がおろそかになってしまう。さすがに2時間に1度ぐらいはチェックするとしても、30分に1度は考えてしまう。

ちょっと会議が長引けば、すぐに1時間~2時間ぐらいたってしまう。そんな中、出席者が全員、しょっちゅうメールなんて気にしていたら、会議にも集中できないだろう。

 

LINEやSNSでつながっていたいという人の特徴とは

人間、誰でも「誰かといっしょにいたい」という親和本能を少なからず本能として持っています。
家族、友達、恋人を求める気持ちは誰にでもあるでしょう。
人間は社会的動物で、人とのつながりが必要不可欠ですが、この親和欲求には個人差があります。

学校でも、トイレに行くのも一緒なんていう常に仲良しグループで行動したがる人、長電話やメールをしょっちゅうする人などは、この親和欲求が強いと言えます。
こういう人は、自分が周囲から受け入れられたいと思うあまり、人当たりが良くて、場の雰囲気をなごませてくれますが、人に合わせすぎて八方美人的なところもあります。

LINEやSNSでつながっていたい人が増えたのは社会のせい

では、LINEやSNSでつながっていたい人が増えた理由とは、もちろんこうしたツールが開発されたことによるところも大きいですが、現代社会における不安がそうしているのかもしれません。

人の親和欲求は、不安や恐怖を感じたときに高まると言われています。
現代社会、高度経済成長期で先が明るい時代とは違い、世界的な景気の低迷、超高齢化社会による老後の不安などいろいろな恐怖や不安があります。
社会も全体的に閉塞しています。
東日本大震災原発事故もありました。
全体的に社会が疲弊し、景気も悪く、現代人は不安の中に生きています。
だからこそ、現代人は親和欲求が高まってきて、そこのSNSやLINEなどのツールができたことで、それらで人と簡単につながっていたいと思うようになってきたのかもしれません。

 

親和欲求を利用した恋愛テクニック

よく彼女をものにしたいなら、落ち込んでいるとき、フラれた後にやさしくしてあげることだなんて言われますが、まんざら間違いでもありません。
こうしたときは親和欲求が高まっていて、誰かにそばにいてほしくなるというのが心理学的にもわかっています。

意中の人との距離を縮めるには、相手が不安に思っていたり、落ち込んでいる時に、やさしく接することが近道なのかもしれません。