好きな人ができないという人は、何が原因?
現代は、晩婚化が社会問題となり、晩婚どころか結婚しない人も増えてきてしまっています。
草食系男子という言葉があるように、男性が女性とつきあうことに消極的になってきています。
最近では、草すら食べない絶食系男子なんて言われたりしています。
女性のほうも、そんな草食系男子、絶食系男子を見ていて、頼りないと思ってますます男性に魅力を感じなくなり、これが晩婚化に拍車をかけています。
「好きな人にフラれた」ではなく「好きな人ができない」が悩み
「好きな人にフラれた」といって落ち込んで悩むのならわかりますが、最近は「好きな人ができない」といって悩んでいる人が増えているといいます。
これは、現代の情報化社会にも大きな責任があります。
テレビや週刊誌で、イケメンや美女を見すぎてしまっているので、多少の美男美女をみたくらいだと、「は~、そう!」ぐらいにしか思わなくなってしまっているのです。
アイドルやスターと比較されてしまう厳しい現代人
人間という動物は、何かを判断するときに、たいてい周囲と比較するということをします。
この「比較」するという行為において、情報化社会の現代では、比較対象が多すぎて、そこには可愛いアイドルや、イケメンスターがたくさん出てきます。
アイドルやスターばかりを集めて、より魅力的にセクシーに映している雑誌なども出てきます。
いろいろなアイドルやスターが載っていますので、その中に好みの「いい男」、「いい女」が1人や2人はいるはずです。
そうすると、私たちの目は自然に肥えてしまいます。
そうすると、目の前にいる相手を、そのアイドルやスターと比較してしまい、低く評価してしまいます。
それは、アイドルやスターといったプロと比較されてしまったら、素人はたまったものではありません。
彼らは、どうしたら魅力的に見えるのかまで知り尽くしたプロですから、どうしても負けてしまうわけです。
自己評価が高い人はダメ
好きな人ができないと悩むもう一つが、自己評価が高い人です。
自己評価が高いと、周囲に対するハードルも高くなってしまいます。
自己評価が低い人は、周囲の人への評価が高くなります。
こうなると、なかなか人を好きになることはできなくなってしまいます。
自分の評価を見直し、好みを再確認して、敷居を低くするといった努力も必要です。
例えば、電車の中で、「デートしてもいいかな」と思う人を最低ひとりは見つけるといったようなことを繰り返していくといいかもしれません。