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野球賭博、角界での処分の差と高木京介の立場

野球賭博といえば、かつては角界で流行っていました。
角界を例にとると、大関までのぼりつめた琴光喜関でしたが、解雇処分となっている。
また元関脇貴闘力だった大嶽親方も解雇処分となっている
さらに謹慎休場ということで、2010年の名古屋場所雅山豊ノ島豪栄道といった、名だたる力士も処分を受けている。

琴光喜と他の力士との処分の差


琴光喜が除名となったのは、暴力団が胴元の野球賭博に関与していて、賭けた金額が数百万円以上ということで、悪質と判断されたからであろう。
相撲協会の規定で定められる懲罰は重い順から次の6段階
 除名
 解雇
 番付降下
 出場停止
 給料手当減額
 けん責

他の力士は、謹慎休場(けん責)なのに、差がありすぎる気もする。
琴光喜は、相撲協会の事情聴取に、当初は関与を否定する虚偽の報告をした上、大関という角界を代表する地位であったことが影響したのであろう。
全員を同じように処分してしまうと、それこそ力士がいなくなってしまう。
問題発覚の張本人を、見せしめという形になったような気もする。


巨人の高木京介選手の場合

巨人の話をすると、2015年の11月に福田聡志投手、笠原投手、松本竜也投手の3人が無期の失格処分をくらっているが、ここにきて、高木京介投手も野球賭博をしていたことが発覚。
何しろこの高木京介選手のすごいところは、入団1年目から1軍で中継ぎピッチャーとして活躍し、139試合に登板しているのですが、6勝で負けなしというのです。
負けないピッチャー伝説も、これで終わってしまうのであろうか。
すでに、巨人は、渡辺恒雄最高顧問、白石興二郎オーナー、桃井恒和球団会長の3人が辞任をしていることからも、また今までウソをついていたことからも、厳しい処分となる可能性が非常に高い。

シーズン直前までウソをついていたことは、心証が悪い。
どうせウソをつくなら、つき通すべきだったとさえ思ってしまう。


厳しすぎる日本の法律

さて、学生やサラリーマンならば、賭け麻雀や賭けゴルフなんかやったことある人は大勢いると思います。
でも、それ厳密に言えば犯罪にされてしまいます。まあ犯罪というよりは違法といった方が良いかもしれませんが。

学生や仲間うちの少額の賭け麻雀や賭けゴルフも違法は異常!

日本では、厳密にいうと学生や仲間うちの少額の賭け麻雀や賭けゴルフも違法。

でも、人間関係のつきあいとかで、こんなことやったるヤツはいっぱいいる。

それが違法になっているというのは、日本の法律も見直すべきではないだろうか。
仲間うちで数千円賭けて遊んでいる分には、誰に迷惑をかけるというのだろうか。

よく学生時代やサラリーマンで、「レートは点5」つまり、千点50円とかでやったことがある人も多いでしょう。
あれ、捕まっちゃうの?

はい、例えば学生やサラリーマンが、暴力団とか関係なしに、仲間うちだけでやっていても、現行犯逮捕される可能性はあります。
1円しか賭けていなくても、罪は罪です。
しかし、逆に言うと現行犯でなければ捕まえることはできません。

雀荘などにいて、警察が入ってきたときに、麻雀をしていればアウトです。
そこで卓の上で現金のやりとりをしていたらまずいかもしれません。
でもお金のやりとりはその場ではしていなければ、「賭けてはいない」と4人で口裏を合わせれば、調べようがありません。

以前、新潟県警のお偉いさんが賭け麻雀で捕まり、現金じゃなくて図書券で賭けたといった幼稚な言い訳をしていました。
警察のお偉いさんが麻雀で捕まるとは・・・

ルールが厳しすぎる
暴力団に多額の資金が流れるというなら、まだ話はわかるかもしれないが、仲間うちで、数千円~2・3万円、学生やサラリーマンが賭けるのって、誰かの迷惑になるの?
ほんとにバカバカしい話である。

世の中見渡せば、大学のサークルや会社の仲間で、賭け麻雀や賭けゴルフをやってる連中なんてはいて捨てるほどいる。
そもそも、賭けなければ本気もでないし、面白くもない。
そんなものをいちいち違法だなんて取り締まっている日本は、ちょっと異常だ。

もっと取り締まらなければいけないものがやまほどあるだろう。