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卒業、ちょっぴり寂しくもある新たなステップアップ

桜と言えば、春温かくなってくると芽吹き、薄いピンク色の花びらが私たちの目を楽しませてくれると同時に、なんとなくウキウキした気分になったりするものです。
最近では、『日本の桜』を観光する外国人も増え、花見に行くと日本人よりも外国人の方が多かったなんてこともあるかもしれません。

そんな桜の花が咲く季節ですが、ちょっぴり寂しいイベントもあります。
それが卒業です。

卒業が春なのには意味があった?

もっとも、桜が咲いて気分も晴れやかになる季節に、ちょっぴり寂しく切ない気分になる卒業があるのは、考えられたことなのかもしれません。
春夏秋冬の季節の始まりということにもつながります。

もし「卒業」シーズンが冬の寒い時期だったりとか、秋から冬に向かっていく季節であったりすると、ただでさえ落ち込みやすい季節だけに、うつになってしまう人も多くでてくるのかもしれません。
もしかしたら、そういったことも考えられて、卒業シーズンは春、季節性うつも治ってきて、温かく桜も咲く春ということになったのかもしれません。

卒業というと、今まで一緒に学んできた友達と分かれて、就職や進学といったことでそれぞれ進む道が分かれていきます。


卒業は、それぞれの夢へのスタート

最近、卒業式でよく歌われる歌の一つとして、いきものがかりのYELLがあります。
この歌の歌詞の中に、「♪サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL」という部分があります。

確かに、卒業でサヨナラ! 今まで毎日のように、当たり前のように会っていた友達と分かれてしまいますが、夢へと僕らをつなぐYELLという前向きなとらえ方をしています。

桜の花よ、今年だけは咲かないで! なんて思っていると、人生もぱっと咲かずに一生つぼみのままということになってしまうのでしょう。


語源から考える、「卒業」の本当の意味

「卒業」は、英語でいうとgraduate(グラデュエート)になります。
この語源はラテン語の gradus(グラデュス=英語 grade)に由来しています。

そして gradus(グラデュス)の元の意味は「階段」ですので、その動詞の意味は「階段を上る」ということになります。
つまり、「卒業」という言葉には、ある過程を卒業して、次の段階へステップアップするという意味が込められています。


ちなみに、デザインで色がだんだんと変わっていくグラデーション(gradation)も、同じ語源と言われています。