櫻井・有吉THE夜会、ドSキャラの菜々緒さんがかかった催眠術のネタばらし
http://saimin321.web.fc2.com/TBSの番組、『櫻井・有吉THE夜会』の1コーナーで、催眠術なんかかからない!豪語するツンとした感じのお姉さんキャラが売りのモデルで女優の菜々緒と、閃光の催眠術師と十文字幻斎さんの催眠術対決が行われていました。
菜々緒さんは、 ♪ブランド売るなら ブランディア というCMをやっている目力のあるお姉さんと言えば、わかる人もいるかもしれません。
閃光の催眠術師、十文字幻斎さんが、ツン系姉さんキャラの菜々緒さんに1時間以内に催眠術をかけることができるのか。
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催眠術!? はぁ? かけれるもんならかけてみなさい といった感じのツン系姉さんは・・・
はっきりいって、ガチかかりでした。 しかも閃光の催眠術師、十文字幻斎の瞬間催眠にあっさりかかり5分で撃沈
あとは、いつものツンとした悪女キャラはどこへやら、素直に体も感情も操られていました。
一応女優さんなので、催眠術にかかったフリをしている可能性もありますが、催眠術のかけ方、かかり方をみている限り、ガチでかかっているような印象でした。
菜々緒さんは、目力もあり、キリッとした顔立ちで、S気質のツンとした雰囲気からも「私、催眠術なんかかからないわよ! かけられるもんならかけてみなさいよ!」という感じである。
こうしたタイプの人は、実際に催眠術に強く、どちらかといえばかかりにくいと言われています。
でも、こうしたタイプが素直にかかっている姿も、ギャップがあっていいものです。
指が離れない、腕が曲がらないという身体支配、梅干しが甘いという感覚支配、そして感情支配を受けて、怒ったり泣いたりしていましたので、催眠の深度から言うと中等度レベルまでかかっていたのでしょう。
ポニーテールで凛としてツン系キャラのお姉さんが、素直に操られ、感情まで支配されている様は圧巻でした。
普段の強力な目力からは想像できないような、素直でやさしそうなトロンとして瞳が印象的でした。
さて、なぜかかりそうもないツンとした感じの姉さんが、瞬間催眠術にかかってしまったのか
催眠術師がやったことは、菜々緒に図の左のようにOKの形で指を組ませ、赤い円形のあたりが青色の矢印の方向へ引っ張られているような感じがしますね?と念押しをします。
そして次に、そのOKの形の手とは別に、菜々緒さんに催眠術師の指先を見つめるように指示し、菜々緒さんは指をOKの形にしたまま、催眠術師の左右上下に動かされる指先を目で追っていきます。
やがて催眠術師は、OKの形になっている菜々緒の親指と人差し指の間にできた輪(左図のオレンジ色の部分)に指(図では山吹色で表現)を入れ、その指を赤色の矢印のように引っ張って輪からはずすと、菜々緒の親指と人差し指はくっついて離れなくなってしまうと催眠暗示を入れます。
すると、右図のように、親指と人差し指はピタッとくっついて離れなくなってしまうというものです。
ツンとしたお姉さんにかけられた催眠トリックのネタばらし
実は、閃光の催眠術師、十文字幻斎さんが菜々緒さんに催眠をかける際に、最初に左図の赤い円形の部分が引っ張られていることを確認しています。
つまり菜々緒さんは、指をOKの形にすることで、赤い円形の部分が青い矢印の方向へ引っ張られている力がかかっています。
これはOKを手で作ってみるとわかりますが、人間の体の構造上、必ずこうなります。
そして次に、その指とは別に、菜々緒さんに自分の指を見つめさせ、それを上下左右に動かし、菜々緒さんにそれを目で追わせます。
これは、直接菜々緒さんがかかった瞬間催眠とは関係ありません。
自分の指に意識を集中させると同時に、実際には催眠術師の目を見つめること、または上下左右に動かされる指によって催眠術にかかってしまったと思させるテクニックです。
そして最後に、指を親指と人差し指でできた輪に入れて、引っ張ると、その勢いで当然右図のような体勢になります。
このとき、左図で赤い円形で示した部分は、OKのようなポーズで親指と人差し指以外の3本の指を立てているために青色の矢印の方向へ引っ張られいる感じで力がかかっています。
一方、山吹色した三角形、つまり親指と人差し指の輪に入れられていた催眠術師の指は、親指と人差し指の間を通って、強引に素早く輪から抜かれたので、その勢いに引っ張られ、人差し指は親指に爪の外側に落ちます。
その時、残り3本の指は青い矢印の方向へ引っ張られるように力が働き、それにつられて人差し指も親指の腹側へ戻ろうとする赤色の矢印の力が働きます。しかし親指は爪がわに人差し指が落ちたため、落ちていないときの自然な体勢に戻ろうとする緑色の矢印の力が働きます。
これは、観念運動といって、人間なら誰でも起こる現象なのです。
そして、特に注目したいのが親指と人差し指で、親指は緑の方向へ外へ開こうとしますが、人差し指は親指の腹側の方、つまり親指とは反対の方向への力がかかります。
これにより、親指と人差し指はそれぞれ反対側の方向へ動こうとする力が働くため、親指と人差し指はくっついて、離れなくなってしまいます。
観念運動の概念というか、この催眠トリックがわかっていれば、即座に手の力をゆるめるなり、中指・薬指・小指を曲げて力を抜けば、ちゃんと親指と人差し指は難なく離すことができるはずです。
菜々緒さんは、まんまとこの催眠トリックにひっかかって、本来であれば人間として当然に起こる反応を、催眠術にかかってしまったことによって親指と人差し指がくっついてしまったと思い込んでしまい、「ああ、私って催眠術にかかっちゃうんだ。催眠術ってすごーい!」ということになってしまいました。
そして、催眠術師の目力、あるいは指の上下左右の動きによって催眠術をかけられてしまったと思い込み、それが条件反射となってしまい、すっかり自分は催眠術にかかってしまう体質だと思わされた菜々緒さんは、あとはもう、催眠術師に目を見つめさせられただけで、すんなりとだら~んとした催眠状態に入ってしまうようになってしまいます。
つまり、すでに催眠術の条件反射を埋め込まれてしまったようなもので、こうなると菜々緒さん自身が催眠術をすっかり信じ切ってしまっているので、どんどんとかかりやすく、いろいろな催眠暗示を受け入れていってしまうことになります。
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催眠術にどっぷりかかり感情まで操られまくった菜々緒さん、一方、催眠術にかからなかった菅田さん、広瀬さん、藤原さん
なぜかかったのか? なぜかからなかったのか?
催眠術をかけているシーンに秘密があった。それをじっくり検証します。