健康・美容・賢脳

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できる人が使い分けている3つの思考回路

頭のいい人、できる人

社会に出れば、これは学生時代とは全く違ってきます。
学生の時は、とにかく暗記力に優れた人、記憶力に優れた人が、頭のいい人、できる人と思われがちです。

しかし、社会にでると、自分の持っている知識や知恵の中から、いろいろと思考を巡らせて、問題を解決していく力ということになるのでしょう。
頭のいい人、できる人は、いろいろな問題を解決できる人になります。

頭がいい人、できる人を見ていると、アイデアマンで湯水のごとくアイデアが浮かび、サクサクと仕事ができ、決断が早く、未知の問題にも答えを出すことができ、複雑な問題もシンプルに整理できます。

頭のいい人、できる人は、問題が発生したときに、いろいろな物差しで見ています。
これは、全体を見るべき鳥の目をもって解決したほうが良い問題か、それとも細部を細かく虫の目によって解決すべき問題なのか
短期的問題か、それとも長期的に解決していく問題なのか

それによって、解決法もいろいろと変わってきます。


問題を解決する仮説思考

問題を解決するときに使われる仮設思考とは、現状から判断して、ある一定の仮設をたて、その仮説を検証していくことによって、結論を導き出していく手法になります。
この仮説を立て、検証していく仮説思考を行うにあたって使われるのが、3つの思考です。


ゼロベース思考

ひと言でいうと、行き詰った時に役に立つ思考法です。
いろいろ考えて、なかなか解決策が思いつかない。
そうであるならば、これまでの延長線上には答えはないということで考えていきます。

既存の習慣や常識にとらわれることなく、今までの概念をまったくゼロにして、その状態から素の状態で事象をとらえていく思考法です。
白紙に、成果物や費用、人などを設定し、それをゼロから計画化していくことになります。

フレームワーク思考

ひと言で言うと、分析をする時に役立つ思考法です。
これは、モレなく考えて行くということを大前提に、問題点を洗い出していきます。計画書をつくり、パフォーマンスを評価し、競合分析や顧客分析をするなど、必要な情報やデータをモレなく集めていきます。
もれなく、ダブりなく、セグメントをきちんとチェックしていきます。
思考やアイデアを適切なフレームワークによって整理することで、様々な切り口から考えられるようになっていきます。

オプション思考

ひと言で言うと、意思決定する時に役に立つ思考法です。
オプション思考では原因を1つに特定しないで、あらゆる可能性を考慮していきます。
常にオプション、つまり選択肢を持ちながら、考えていく方法です。