北海道、子供置き去り事件でわかった、日本の安全
置き去りにされた子供が、奇跡的に無事に元気でみつかって、何よりであり、この嬉しいニュースは、日本のみならず、欧米や中国のメディアでも放送されました。
この子供、ハムのCMを連想してしまいました。
7歳の子供が山の中で1人で過ごす孤独感や恐怖感はいかほどのものだったか。
♪わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい!
道のりに歩くと約10km、6日間も電気がつかない施設で雨風を避け、マットにくるまり寒さをしのぎ、空腹を水で満たしたそのサバイバルテクニックは、お見事でしょう。
発見されたときも、泣かずにおにぎりをむさぼったというから、まさに、わんぱくでたくましい男の子といったところでしょうか。
って、・・・ 6日間も食べていない子供にいきなり、おにぎり2個って・・・
まあ、いいかw
無事に元気でみつかって良かった!
事件であきらかになった自衛隊のセキュリティ
見つかった自衛隊の演習場は捜索の範囲には入っておらず、しかも30日に施設は点検されていたといいます。
しかし、子供の話だと、置き去りにされた日のうちに自衛隊の演習場に到着していたというから、子供がいたのに、見つからなかったことになります。
自衛隊は、要請を受け見当違いのところを一生懸命探していたことになります。
結果往来、終わり良ければすべてよし! といきたいところですが、どうも自衛隊のセキュリティが気になってしまいます。
今回は、たまたま侵入者がかわいい子供だったから良かったものの、もしこれがテロリストだったりしたらどうだったのだろうか。
まさか、演習場には入り込まないだろうとでも思っていたのであろうか。
7歳の小さな子供でも見つからず侵入し、しかも見回りチェックのときに見つからず、6日間も施設で過ごしていたというからびっくりぽんであります。
今回は、このセキュリティの甘さが逆に良い方向に働きました。
子供で簡単に侵入でき、しかも施設のカギが壊れていたので、子供は施設内で雨風を防ぐことができ、水も飲め、マットレスで体が冷えるのを防ぎ、命をつなぐことができたわけですから、結果的に一つの命が救われたことになるのですが、子供ではなく、テロリストや反逆的な勢力だったら大変でしょう。
広い敷地の中、全てをチェックするというのも難しいかもしれませんが、子供が侵入して、6日間も施設で過ごしているのに、わからなかったというのは、自衛隊の演習場なのに大丈夫?と思ってしまいます。
重火器がしまってあるような場所は、もちろんきちんと管理されているのでしょうが、どうなのでしょうか?
おさえるべきポイントをしっかりとおさえておけばいいという考え方もあり、逆に今回のように良い方向に働くということもあるので、一概には言えないでしょうが、いろいろと意見はわかれるところでしょう。
置き去り家族へ
綺麗でおしゃれなジャケットを着た写真や、ディズニーランドでアイスクリームを食べている写真など、両親はいろいろとかわがっていたことはうかがえます。
雨降って地固まる。。。ではないですが、今回の事件をきっかけに、さらに親子の絆が深まるといいですね。