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1発の銃弾も使わずにできるサイバー攻撃

最近、特に欧州で爆弾テロ、自爆テロが目立っている。
防衛とか軍事に関して、いろいろと問題もなってきていますが、防衛とか軍事とかいうと、すごい性能を持った戦闘機、最新鋭の戦車、巨大な軍艦、高性能なミサイルといったイメージがあるが、どんなにそんなおもちゃを用意しても、現在の戦争は変わってきています。

怖い静かな見えない戦争、サイバーテロ


特に注意しなければいけあいのが、静かな見えない戦争とも言われるサイバーテロです。
静かで見えないだけあって、あまり表立っていませんが、サイバー戦争などとも言われるほど大変なことです。

米国では「サイバー兵士」を実戦配備しているとされています。
ロシアは、犯罪集団や政府系組織に外注するして、他国にサイバー攻撃を加えていると言われています。
中国も「網軍」と呼ばれる専門のサイバー部隊がサイバー戦争に備えていると言われています。

標的は、軍事情報、偵察衛星、先端技術情報、金融システムなどが考えられ、こうしたものを狙って、世界はテーブルの上で笑顔で握手し、テーブルの下ではお互い、足を蹴飛ばしあってる状況であるかもしれません。
「水道、道路、鉄道、航空、電気、ガス、ダム、金融、医療、物流、通信施設」といったインフラシステムが狙われることもあるであろう。
ハッカー攻撃の犯人を特定するのは極めて難しく、こういったものには戦闘機も戦車も軍艦もミサイルも役に立たない。

実際にあった韓国へのサイバーテロ

実際に韓国では、大統領府や国家情報院、在韓米軍や韓国国防省、大手銀行など約40の機関のウェブサイトに対して大規模なサイバー攻撃がしかけられ、また韓国農協の約300台のサーバーがサイバー攻撃を受けて機能を停止しATM(現金自動預払機)で現金が取り扱いできなくなりました。
韓国では、北朝鮮の工作機関である偵察総局が、中国に設置した拠点から仕掛けたサイバー部隊によるテロ攻撃であるとしているようです。

まさにネット社会の弱点をついたものといえるでしょう。

パソコンだけで、大都市機能を麻痺させる


一発の銃弾も撃たずに、1人の犠牲者も出さず、パソコンだけで大都市の機能を一瞬にして麻痺させることができてしまう。

テロ対策というと、自爆テロなどがイメージされますし、戦争・軍事・防衛というと、戦闘機や戦車や軍艦を連想するかもしれませんが、サイバーテロに対する対応をしっかりしないといけないだろう。
日本の周りでも、アメリカはもちろん、ロシア、北朝鮮、中国といった国々が、プロのサイバーグループを育成しようとしている。

これからの日本の対応も必然と重要になってくる時代になっているのは間違いないでしょう。