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毎朝、朝食前に「きな粉青汁

食物繊維を豊富に含み、食後の血糖上昇を抑えるのにもオススメなのが『きな粉青汁』です。

きな粉青汁の作り方は簡単

基本的な考え方は、「青汁+きな粉」とシンプル。
青汁を普通に作ります。粉末のものであれば、適量の水に溶かして作ります。
次にその青汁にきな粉を大匙2杯入れるだけで完成。
好みに合わせて、ハチミツやメープルシロップを加えると良いでしょう。

きな粉には、大きく分けて3種類ある

きな粉は大きく3つに分けることができます。

きな粉

一般に、きな粉と言われるもので、大豆を炒ってから挽いた粉になります。
その語源は、色が黄色いことから、黄なる粉というところから、きな粉となったようです。

黒豆きな粉

黒豆を炒って挽いたものです。少し黒味を帯びていますが、黒豆の皮の黒い色素部分は、アントシアニンが豊富に含まれています。

うぐいす粉

未成熟の大豆である青大豆から作られたもので、淡い緑色であることから、うぐいす粉と呼ばれます。

きな粉、黒豆きな粉、うぐいす粉、どれをとっても栄養価的には大差ありません。

きな粉の栄養価

さて、気になるきな粉の栄養価ですが、大豆を炒って挽いているものなので、栄養価は大豆とほとんど変わりません。
ただし、炒って粉にしていますので、重量当たりの食物繊維量は多くなっていて、タンパク質も豊富に含まれています。

きな粉青汁は何でいいの? 期待されるセカンドミール効果とは

青汁には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、中でもβ-カロテンが多く含まれていて、抗酸化作用があります。
抗酸化作用は、紫外線やストレスなどでできてしまった活性酸素が酸化しますが、この酸化を防ぎ、老化を防止します。大豆は、良質なタンパク質と食物繊維を摂ることができ、生活習慣病の入り口ともいえる食後の血糖値の上昇を抑えることができます。
つまり、体内の老化の原因と言われている「酸化」を青汁のβ-カロテン、ビタミンC、ポリフェノールといった成分の抗酸化作用で防ぐとともに、これまた老化の原因となる「糖化」つまり、食後の血糖値が上昇し、体内のタンパク質が糖に結びつくのを、きな粉に含まれる食物繊維や大豆オリゴ糖が食後の血糖値の上昇を抑えることで防いでくれます。

きな粉青汁は、毎朝一杯飲むと、健康や美容に効果的で、朝食の前に、きな粉青汁を一杯飲むことで、その後の食事にすばらしい効果ももたらしてくれます。
これは、セカンドミール効果といって、血糖値の立ち上がりが遅いきな粉を入れた青汁を飲むことによって、その後の食事においても、血糖値が上昇しにくくなるのです。