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お尻のコリをほぐすと、排泄力が高まる

お尻を触ると、コチコチにこっている人がいます。
こういう人は、便秘で悩んでいたりすることが多いと言われています。

深い関係にあるお尻コリと腸の働き

お尻がこると、排泄力に大きく関係し、それと深い関係にあるのが腸です。
腸の働きが弱り、排泄力が弱くなってくると、多くの場合、便秘になってきます。便秘といっても、本人が自覚していないケースもあるのです。
それは、腸の内容物ができっていない状態で、要するに宿便が腸管に溜まった状態になっています。
こうした状態では、お尻もこってきてしまいます。

お尻のコリを見つける

お尻を触ってみてください。右側のお尻と左側のお尻、両方、自分の手で問でみると、片側のお尻だけ一部が硬くなっていたりすることがあります。その部分は張っていたり、場合によっては痛みを感じることがあります。
それがいわゆる尻コリです。
お尻がこったままだと、正常な便の塊をつくることはできません。

お尻のコリと足の長さは関係がある

左側のお尻に尻コリがあると、左足が短くなっています。その場合は、便秘になりやすい状態になっています。
一方、逆に右側のお尻にコリがある場合は、右足が短く、下痢しやすい状態になっていると言えます。

尻コリはほぐすとどうなるのか

お尻のコリをほぐしていくと、副交感神経が優位な状態になってきます。
副交感神経が優位ということは、リラックスした状態です。

大切なお尻コリと骨盤の関係

お尻の筋肉は、下半身と骨盤をつないでいる重要な筋肉です。
この部分にコリが生じてくると、骨盤が歪んできてしまいます。

骨盤が歪んでくると、足やお尻の筋肉がアンバランスになり、さらなるコリを生んでしまいます。
そして、骨盤の中には、膀胱などの泌尿器、さらには生殖器や腸があります。
お尻がこり、骨盤がゆがんでくると、これらの泌尿器・生殖器・腸などに影響が及び、便秘・下痢、泌尿器科や婦人科に関連した病気にもなりやすくなってしまいます。

お尻のコリをほぐすストレッチ

お尻のコリをほぐすストレッチについてご紹介します。

1.まずは床に横座りをして両足を左に流してください。

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2.次に右足を右足を左太ももの上に乗せて、できるだけ股関節の方へ近づけてください。
このとき、左足は甲をしっかりと伸ばしてください。
注意 : 左足首が曲がっていたりすると、骨盤が広がり、膝を痛めやすくなります。

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3.息を吐きながら、ゆっくりと状態を曲げていき、自然な呼吸で10秒くらい保ちます。
慣れてくれば、30秒ほど保っても良いでしょう。

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4.ゆっくりと状態を元に戻し、両手を床について、息を吐きながら状態をゆっくりと後ろに倒していきます。
できれば、床まで状態を倒すと良いでしょう。痛みがあるときは、無理をしないようにしてください。

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自然な呼吸で10秒くらい保ちます。
床まで状態を倒すことができたら、左手を頭の上へ伸ばし、右手を左手首でつかみます。
慣れてくれば30秒ほど保っても良いでしょう。

5.ゆっくりと状態を元に戻して、両足を右に流して、同様にストレッチを行います。
左側と右側で、やりにくかった側だけもう一度くり返します。