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安倍政権と日銀黒田は、消費者マインドを勉強しろ!

まあ、日本は安倍政権と日銀黒田の馬鹿コンビが動かしているから、国民は幸せにはならない。
なにせ、超高齢化社会を迎えようとしているのに、民進党蓮舫氏の昔の言葉を借りるならば、「一番じゃなきゃダメなんですか?」である。
スポーツ選手が、金メダルじゃなきゃ意味がないとか、一番じゃなきゃ意味がないというのはわかるが、別に国民の中には一番にならなくてもいいと思っている人が大勢いる。

国家も人生も、1位だからいいということはない

例えば、私は、友人と麻雀をするときに、はなから1位なんか狙わない。狙うのはマイナスにならない程度の、小さい勝ちでの2位である。これが一番の理想。
なるべく振りこまず、あがれそうなときは大きな夢を狙わず、適当な役でさっさとあがり、ヤバイときは守りに徹し、他の人が振り込んでくれるのを待つ。
どうしてもゲームなので、トップになってしまったり、3位やビリになってしまうこともあるが、基本的には目指すは、1000~5000点プラスの2位。
これが、損せず、目立たず、他人からも恨まれない上手な生き方だと思っている。

なまじ1位(トップ)なんかとると、麻雀のあと、「おいおい、勝ったんだから奢れよ!」なんてことになり、結局マイナスになってしまう。
また、どうしてもトップは目立つので、負けた人からのやっかみを買いやすい。
人生、そんなトップで大活躍なんかしてくても、そこそこ生活でき、人並みに(できれば人並みよりもちょっとだけ)儲けて、できればなるべく人から恨まれないように、おとなしく生きたいと思う人のほうが多いのではないだろうか。

なぜ1位になる必要があるのか

もちろん、麻雀だって、はじめから大きな役を狙わないとか、冒険しないということはあるが、トップになれるのに、ワザとあたり牌を見逃して2位になるというようなことはしない。
誤解しないでほしいのは、もちろん何から何まで1位になるな!などとはひと言も言っていない。
それほど無理せずに1位になれるものであれば、狙うべきなのは、言うまでもありません。
これば麻雀のような遊びではなく、ビジネスや学業となればなおさら当然のことです。
確かに、ビジネスをしていく中で、売り上げ1位とか、シェア1位という商品には、ビジネスで一番大切な信頼というものを持ちやすいというのも事実です。
1位というものには、それだけでアドバンテージが有るのも事実です。

言いたいのは、何が何でも”無理してまでも、リスクを背負ってまでも”1位になる必要はないといっているのである。

内需拡大が見込めないとみるや、観光とカジノに走る愚かさ

特に、日本は世界に先駆けての超高齢社会。リスクということにもう少し慎重になるべきです。
よく考えてみましょう。日本の人口は、超高齢社会となりシュリンクしていきます。当然内需は減少していきます。
欧米型の資本主義のもっとも劣った部分として、すぐになにかと対前年比の売り上げなどと馬鹿をぬかす。
アホなこといってもらっては困る。人口が減って、しかも消費者の財布のヒモが固くなってきてるんだから、売り上げが減って当たり前なのです。
世の中がシュリンクしているんだから、それに合わせて経済だってシュリンクしていかなければならない。
右肩上がりの馬鹿な夢を見るのではなく、現実的にどのようにソフトランディングしていくかを考えたほうがいいのです。

内需が見込めない分、観光客を呼び込み、カジノもやろうという、何も生み出さない、生産しないもので、楽して稼ごう等という国は、もう廃れている。
観光客がきて、一部の人間は儲かって喜んでいるが、街のゴミが増えた、交通渋滞になった、出張でホテルが取れないビジネスマンが増えたなど、外国人観光客がたくさんきて、むしろマイナス面のほうが大きい。日本の良さがどんどんなくなってきているような気がする。

消費者マインドが落ち込む根拠は

消費者マインドが落ち込むなんて考えるのは、悲観論者が考えることだという人もいますが、リスクを考える知能を持たない馬鹿な楽観主義者ほど厄介なものはない。
こんな奴らが国の政治を動かしたり、日銀を動かしたりすると大変なことになる。
消費者マインドが落ち込むには、それなりの根拠があるのであり、でたらめを言っているのではない。

みなさんは、高齢世帯では、1ヵ月の収支はどれくらいになっていると思いますか?

無職の高齢夫婦世帯を考えると
 1ヵ月に使う消費支出 = 平均24万3864円
 1ヵ月の支出 = 27万5706円(消費支出の他に、税金などがとられるので)
 1ヵ月に年金など社会保障給付による収入 = 21万3379円

さて、小学生でもわかりますよね。
1ヵ月に出て行くお金が約27万6千円、入ってくるお金が21万3千円

平均すると、無職の高齢夫婦世帯だと、1ヵ月で6万3千円もの赤字になるのです。
これを、今までためた預貯金の中から切り崩していくわけです。

将来の年金や社会保障だってどうなるかわからない上に、もう高齢で働きたくても働けない。
それに、どんな病気になってお金がかかるかもわからないし、何歳まで生きるかだってわからない。

こんな状態で、物を消費しようと思いますか?
できるだけ、節約、節約、節約、節約、節約 
1円でも安いところで買うし、無駄買いはしない

加えて、収入が少なく、将来に不安をもっている若者も、節約志向が強く、自分のこれといった趣味以外には、まったくお金をかけないと言われています。

こんな中、こういう消費者マインド、世の中の流れもわからない、低脳大馬鹿野郎の日銀黒田は、消費者物価を2%あげるだの、馬鹿なことを言っている。
ますます、消費者は物を買わなくなる。

デフレ時代の安さに味をしめた人たちは、安くても買わない!となるわけで、店だって生産者だって、作って物が売れなければ、生きていけない。
安くせざるを得ない。安くしても売ったほうがいいので、結局は、デフレに逆戻りとなるわけです。

それに、低脳黒田が、馬鹿な施策を一生懸命やっていますが、黒田が動いたところで、もう市場はあまりうごかない。
それよりも、トランプがどうした、ヨーロッパの情勢がどうだ、イギリスがEUを離脱したといったことで、株価も為替も大幅に変動する。
日本でコントロールしようなんて考えていること自体、浅はかとしかいいようがない。

最近の、イギリスのEU離脱や、トランプ氏の当選による株や為替の変動をみてれば、いかに黒田が無力あり、結局は海外の情勢次第だということがわかるのではないだろうか。