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目で恋する男、耳で恋に落ちる女

よく男脳、女脳と言われたりしますが、男と女はその脳の構造上、いろいろ機能的に違いがあると言われています。

男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる

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『男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる』という言葉は、実際にイギリスのジャーナリストであるワイアット氏が言った名言として語り継がれています。
男は目で恋をするというのは、なんとなくわかります。
街を歩いていても、美女に目を奪われたり、顏や胸に視線が釘付けになったり、男は目で恋をするというのはわかるような気がします。
これは、男はイメージを司る右脳のほうが大きいために、見た目というシンプルな情報を優先してキャッチするからではないかと言われています。

イケメンだけじゃない! 男がモテる要素とは

それでは女はどうかというと、やはり女だって男性を外見で判断するのじゃないだろうか? だからこそ、イケメン&ブサイクなんていう言葉が生まれてきたのではないか?
確かに、そうした面もあるでしょうが、『イケボ』という言葉があります。いわゆる声が素敵な人、イケメンボイスの人が、素敵な人というわけです。
声も顏や外見と一緒ぐらい大事だということになるのでしょう。
例えば、イケボの代表選手といえば、お笑い芸人の麒麟の川島さんで、顏は普通レベルで、お世辞にもイケメンとまでは言えませんが、声が低音でしぶくてカッコイイから好きという女性も多くいます。

これは、女性は言葉に関わる既往を司る左脳が、右脳と同じぐらいの大きさに発達しているために、左右の脳をバランスよく使うことができ、そのために、「声」や「会話」、「言葉」といった聴覚から入ってくる要素が、恋に落ちる時の大きな要素になってきます。

もちろん、右脳も発達しているので、見た目という要素もあるでしょうが、それと同じぐらい左脳も発達しているために、見た目以外の要素、声や会話、言葉といったことも重要視します。

考えてみたら、男性は狩りを行ってきたのに対し、女性は畑で作物を作ったり果実を取ったり、子供を育てたりとする役割を担ってきたことから、より人との会話やつながりというものが大きなウエイトを占めていたということもあるかもしれません。
また、男性がいない間、忍び寄る敵に気づいたり、果実を多く集めるといった場合には、視覚はもちろん、聴覚や嗅覚など、いろいろ視覚以外の五感を研ぎ澄まさなければなりません。

一方、狩りを行う男性は、遠くにいる獲物を見通す視覚が大切で、また狩りに出かけたとき、きちんと戻れるように空間における配置や動きを認識する力が発達しました。こうした昔からの人間の男と女の役割分担ということも、男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちるといわれる所以なのかもしれません。