受験に受かりやすいかどうかは生まれた時に決まっている
何事をするにも努力が大切です。
成功をおさめるためには、努力が必要です。
努力すれば誰でもできるは大ウソ
でも、誰でも努力すれば成功できるかというと、それは違います。
でもどんなに才能をもった人でも努力なしには成功できないでしょう、
受験に受かるかどうかは遺伝による
受験に受かりやすいかどうかは、遺伝によって生まれたときにすでに決まっています。
なぜならば、知識偏重型の日本の試験では、受験勉強にしろ資格試験にしろ、多くのことを覚えたもの勝ち。
つまり記憶力で解ける問題がほとんどになっています。
一見考えさせるような問題もあるじゃないかと反論する人もいるでしょうが、そのほとんとが、パターン問題の組み合わせにすぎません。
つまり、いかに多くの解法パターンを記憶しているかでほぼほぼ勝敗が決まってしまいます。 何
がいいたいのかというと、生まれつきエピソード記憶に優れている人が受験に受かりやすくなっているのです。
そして、ある遺伝子を持っていると20%ほど記憶力が良くなるという報告もあるのです。 記憶力が良くなる遺伝子を持っていないと、この20%の部分を努力や他のテクニックで穴埋めしていかなければならないのです。
それほど勉強しなくても、授業を聞いてるだけでいい点数を取っているような人は、もともとエピソード記憶に優れているのです。いわゆる天才肌の人です。
一方、ガリ勉タイプの秀才肌は、徹夜で勉強することでいい点数を取れるのです。 エピソード記憶に優れていない人は、かなり努力をしなければなりません。
遺伝で記憶力が悪い人には勝ち目はないのか
ほぼほぼ遺伝子によるところが大きいのですが、それだけではありません。
例えば、アスリートみたいなものですと、残念ながら遺伝によるところ以外の要素が入り込む余地は、かなり少ないでしょう。
特に短距離みたいなものは、一生懸命に走る練習をしたって、才能がなければトップアスリート並みに速く走れるようにはならないでしょう。
野球でも、どでかいホームランをかっとばすのは、才能によるところが大きいでしょう。
もし、努力してかなうのであれば、誰でも走る練習をすれば、ウサイン・ボルトと同じように速く走れてしまうことになってしまいます。
しかし、幸いなことに一般の受験だと、もちろん記憶力の部分を努力で埋めるということができますし、記憶力以外の部分で、学習しやすい環境を整える能力、効率よく学習していく能力、論理的な考え方をしていく能力というものも必要になってきます。
そしてこうした能力は後々まで伸びていく伸びしろがある能力です。
また、記憶術などを駆使して、覚える内容を覚えやすくして、学習していくというようなテクニックもあります。
最近では、今まで覚えられなかった人も簡単に覚えることができるということで、『記憶術』に関係した本もいろいろ出ていますが、こうしたものを利用することで、遺伝子的な不利を跳ね返すこともできるのです。
エジソンの名言に隠された真実
エジソンの名言に、誰でも知っている『1%のひらめきと99%の努力』があります。
この言葉は、エジソンという有名な発明家ですら、その成功のほとんどが努力だった。成功に必要な要素のうちの99%は努力だった。 だから、努力すれば成功できるんだ。 このように理解されていたりします。
この言葉が言われたのは、会見場で記者のやりとりの中での話からきているようで、その全体的な流れからすると、どうもエジソンが言いたかったのは、「99%努力しても1%のひらめきがなければ、その努力は無駄なんだ」ということを言いたかったのではないかといわれています。