片づけられない原因と物を捨てるときのアドバイス
ときどきゴミ屋敷が問題となって、周りの住民とのトラブルになりテレビでも放映されてるなんていう事件があったりします。
生ゴミが家ではおさまりきらず、路上も占領し、苦情を言うと「これは俺の私物だ」と主張します。
敷地外に出ているならともかく、敷地内であれば、周りに悪臭が立ち込めようが、一応敷地内だし、私物なんだからと手を出しにくい現状もあります。
周りに悪臭が漂ったり、放火の標的になる可能性だってあります。
片づけられない女性
ゴミ屋敷というと男というイメージで、女性は綺麗好きというイメージがあります。
さすがにゴミ屋敷まではいきませんが、部屋の中が足の踏み場もないくらい汚れている女性、片づけられない女性も意外と多いようです。
片づけられない理由とは
多くの場合、それは本人の意識の問題だと言われます。
どういった部屋で生活したいのかという明確な理想やビジョンがないからだと専門家の人は指摘します。
だから、例えばプロに1回部屋を綺麗にしてもらい、もう完璧で理想の部屋にない、収納場所も決まっているし、いらないものもほとんど捨てたという状態になったとします。
しかし、しばらくするとダイエットではありませんが、リバウンド。
またまた物が散らかった部屋に逆戻り。
結局、自分の理想の部屋として、どうしたいのかという明確なものがないから、今日はめんどうくさいし、少しぐらい片づけなくてもとなり、それがたまってくるといよいよきちんと片づけるのが大変になり、どんどんと物が散らかっていってしまいます。
意外と女性に片づけられない人が多い理由とは
女性は男性に比べて、1つのことに集中するのが苦手で、片づけをしている最中に他のことが気になったりとなかなか集中ができず、したがって、時間がたっても片づけがあまり進まないといった傾向があります。
これは、女性は子育てをしながら家事をしながらと、同時並行的にいろいろなことをやらなくてはいけないという環境的な面もありますが、女性は脳の右脳と左脳をつないでいる脳梁が男性よりも太いという生理的な面も影響しています。
このため、ADHA症候群(注意欠陥多動性障害)も女性に多いと言われています。
落ち着きがない、忘れ物やなくし物が多い、仕事や作業がスケジュール通りに行かない、片づけることが苦手といったような特徴があります。
また、化粧道具や小物など、女性は男性にくらべて細かいものを多くもっていることから、その整理も大変で、こうしたことも片づけが苦手な女性を多く生み出している原因かもしれません。
けして、だらしがないからと決めつけるのは早計かもしれません。
片づけのネックは、やはり物が捨てられない
片づけをするにあたり、物がありすぎては、綺麗に片づくものも片づきません。
ある程度は物を捨てるということも必要になってくることがあります。しかし、男女問わず、なかなか物は捨てられません。
捨てられない理由は、たくさんあります。
もったいないから捨てられない
思い出があるから捨てられない
まだ買ったばかりだからもったいない
将来また使うかもしれないから
高かったからもったいなくて捨てられない
例えば本だったらどういったものを捨てるのか
途中で読んでほったらかしになっている本
一度読んだきりで、そのあとは一度も読んでいない本
資格を取ったときの本で、また将来見直して勉強するかもという本
これらの本は、現段階では読み返していない、つまり使われていない本なので、捨てるとしたらこういった本から捨てていくと良いでしょう。
もし自分の感情が揺さぶられるような本であれば、何度かは読み直してみたりしていますし、無理して思い出になるような本を捨てるなんてことはする必要はありません。
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