記憶術・暗記術を使った多くの勉強法・学習法の3つのポイント
書籍・本、情報商材、通信講座など、いろいろある記憶術の習得方法
受験勉強や資格試験、そこで重要になってくるのが物を覚える力。
知識偏重教育の良し悪しが言われていますが、以前として、やはり多くのことを覚えた人が有利になっています。
そこで、本屋に行くと「○○式記憶術」、「○○学習法」といった受験生や自己啓発をしようとしているサラリーマンをターゲットとして「記憶術」や「暗記術」に関連した本が、学習・自己啓発本コーナーに所狭しと並べられています。
記憶術とはそもそも、受験勉強や資格試験において、覚えなければならないことを、いかに速く覚えるか、いかに長く忘れないようにするかという点において、いろいろと工夫されているものです。
記憶術は古くは、古代ギリシャで開発され、ヨーロッパで広まり、それが日本にも伝わってきたとされています。
そして日本での記憶術本といえば、渡辺剛彰氏が有名で、何冊ものいわゆるハウツー本といわれるものを出しています。
日本の受験生やサラリーマンに広く『記憶術』というものが知られるようになったのも、この渡辺剛彰氏の功績が大きいのではないでしょうか。
渡辺剛彰氏は、それまで記憶術は、秘伝的なテクニックとされてきて、一部の人だけに伝承されてきた「物を憶える究極のテクニック」を本にして、多くの人に広めていきました。いわば、渡辺剛彰氏は、日本で初めて記憶術に関する廉価な書籍を公開した日本の記憶術の草分け的な人で元祖といって良いでしょう。
現在、いろいろな記憶術の本が拡がっていて、また書籍だけではなく、情報商材や通信講座などがありますが、ノウハウ本や情報商材、通信講座の多くは渡辺剛彰氏の本が原型になっているといっても過言ではないでしょう。
記憶術を使うと、全く知らない英単語でも専門用語でも30分あれば充分覚えることができます。受験勉強においても、地理・物理・音楽・国語・数学の公式・保健体育の実技のコツまでも応用を効かせて暗記することができます。
まったく意味がなく、もっとも覚えるのが困難といわれる数字でも、100ケタの数字を初めから耳で聞いただけで、2分もあれば正確に覚えることができてしまう、まるでマジックのようなことですが、記憶術を使えば、誰でも簡単に覚えることができてしまいます。
暗記と記憶
暗記は、覚えるものをそっくりそのままの形で覚えることで、このために同じ言葉を何回も何十回も繰り替えし反復することによって覚えてしまいます。どちらかというと、「門前の小僧習わぬ経を読む」というようなものに似ています。
一方、記憶術を使った方法は、ただ暗唱するのではなく、そこに工夫を加え、例えば英単語であれば、それを覚えやすくするための何か一工夫を加えることになります。
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記憶術の大家、渡辺剛彰氏の著書
ビリからトップへ、試験の神様が明かす受験必勝の法則
- 作者: 渡辺剛彰,東京カルチャーセンター
- 出版社/メーカー: フローラル出版
- 発売日: 1996/09
- メディア: 単行本
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