ジェットコースターに乗っているとき地震が起きたら?
最近、地震があったり、火山が噴火したりといろいろです。
地震が起きたとき、どんなところにいたら怖いと思うでしょうか。
高層ビルの最上階!
首都高を猛スピードで走行中!
海底トンネル!
いろいろと考えるとキリがありませんが、ジェットコースターもそんな場所の一つに入るのではないでしょうか。
ジェットコースターの安全対策
ジェットコースターなんて、地震じゃなくたって、猛スピードでレールの上を走行し、しかも急こう配のところを降りたかと思うと、ものすごい急カーブ、ぐるぐる回転して、それこそ心臓が弱い人には決して健康的な乗り物とは言えないでしょう。
いくらスリルを楽しむためとはいえ、相当ヤバイ!んじゃないかと思うのが普通です。
たまに、ちょっとしたミニ遊園地のジェットコースターが脱輪したなんて聞くと、ディズニーランドでスペースマウンテンやスプラッシュマウンテンに乗っていながら、「乗っちまったけど、今ここで地震が起きたら困るよな」なんて思ってしまう。
・・・ だったら乗るなよ! とツッコまれそうですが・・・
すると、ただでさえ怖いジェットコースターが、ヤメテーーー! となってしまう。
ディズニーランドといえば、浦安で東日本大震災のときも液状化した場所。
当然、地震を感知すれば、すぐに止まるようになっているでしょうし、落下している最中であれば、スピードが落ちきって安全に止まるように設計されているのでしょう。
そうは言え、レールの上を高速で走っているもので、しかも急カーブやぐるぐるループしてるというとどうなのだろうか。脱輪ぐらいはしそうだし、そもそもレールとかを支えている支柱が大丈夫なの?という気もしてしまいます。
支柱はしっかり!
まずは支柱!
ジェットコースターの重いレール、そして猛スピードで走ってくる車両による負荷も支えなければならないのですが、ジェットコースターの支柱は大抵、逆V字形をした太い支柱が使われ、地中深く埋められています。
ちょっとやそっとのことではグラつかないようになっているはずです。ましてやディズニーランドクラスになると、そのあたりはきちんとされているでしょう。
車輪の脱輪防止策
支柱が大丈夫でも、車両がレールからはずれて脱線なんてことが・・・
実は、そうならないために、ジェットコースターの車輪は、上・横・下の3方向からレールを挟み込むようにしてあり、どれか1つ壊れても脱線しないようになっています。
また、ぐるぐるループは実は完全な円ではなく楕円形になっていて、加速度が直接人間にかからないように工夫がされているといいます。
まあ、普通の電車より安全とは思えませんが、それなりの二重三重の安全対策はされているということでしょう。