健康・美容・賢脳

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それぞれの交差点、新たな出会いと人と人との距離感

3月末は、4月に向けて、いろいろと生活環境が変わる季節でもあります。

学校を卒業されて進学する方
新社会人として世の中に出ていく方
終業式を終えて新たな学年を迎える方
転勤や異動で新しい部署になる方
会社を転職する方

そして、大きく変わるのが周りの人間です。

やがて来る、それぞれの交差点

初対面の人とたくさん会って、そしてそれが学校であれ、勤務先であれ、これから少なくとも一定の期間はつきあっていく人々と対面するわけです。

あなたから見ると、初対面ということになりますが、もちろん相手の人からみても、あなたは初対面ということになります。
まさに、GLAYBELOVEDの歌詞の次の部分がピッタリとも言えます。

♪やがて来る それぞれの交差点を 迷いの中立ち止まるけど それでも人はまた歩きだす

私たちは、環境がかわり初対面だらけの人の中に入ると、少し周りの様子をおそるおそるみながら、なんとなく自分と会いそうだ、自分とよく似ている、この人なら声をかけやすいという人に声をかけてみるといったようなことをしたりします。
勤務先であれば、そこでビジネスをやるわけなので、「今度新しくウチに入ることになった、新人の○○さんです。みんなよろしくお願いします。それでは○○さん、簡単でいいんでひと言、挨拶をお願いします。」なんてことになるのだろうが、学校となるとそうもいかないだろう。

中学や高校であれば、それでも先生が新たな年度なのでとか、新たに担任になる人もいるかと思うのでまずは私から挨拶して、あとは端から一人一人挨拶していってということになることもあるだろう。

しかし、大学になるとそうもいかないだろう。
自分で適当に気が合いそうな奴を見つけて話しかけていくか、何かしらのサークルの部室でも訪問してみるといったことになるのだろうか。

心のディスタンス(距離)を縮める笑い

まあ、ともあれ、最初のうちはお互い手探り状態で、少し話しては見たものの、相手はどんな奴なんだろうという探りを入れながらの会話になったりもします。
無難に差しさわりのないような会話をし、相手の思考を探ったりしていくのでしょう。

もちろん、そんな中、相手も同じようにこちらのことを探っていたりします。
そんな時、お互いの心の距離を縮めるのに役に立つのが『笑い』です。

会話の中、ちょっとしたジョークやユーモアを入れると、相手も笑い距離が近くなったり、相手がこちらのボケに対してツッコミをいれてきたりとお互いの距離が縮まっていきます。

何もプロじゃないんだから、無理やり笑いを取ろうとしてり、お笑い芸人のように面白いことを言わないとなんてプレッシャーに感じることはありません。

あなたが、今まで家族や友達に話してきたようなもので十分です。

相手を笑わせることができれば、相手に対して安心な人だという印象を与えることができます。

笑い自体はウケなくても、「この人、場をなごませようと一生懸命なんだ」と思ってもらえらば、少なくともマイナスな感情はもたれないでしょう。

しかし、逆もまたしかりで、あなたがいきなり見ず知らずの人が隣にきて、「布団がふっとんだ!」などと言われてもドン引きしてしまうのがオチでしょう。

つまり、笑わせる前に、ある程度人間関係ができていて、安心な人という印象を相手が持っていれば、「布団がふっとんだ!」で笑ってくれるかは別としても、笑いのハードルも低くなっていきます。

ジョークもユーモアも、空気を読むことが大切

よく、オヤジが駄洒落を連発して、若い女性から敬遠されていたりします。
お笑い好きの女性ならともかく、しつこくオヤジギャグを連発して、どうだ面白いだろ!なんていう態度のオヤジには、うんざりしています。
つまり、笑いをとるのにも、空気を読むことが大切なのです。

ビジネスでの会話なら、そこに同席している人はどんな人なのか、相手の仕事での裁量や権限の程度や相手の集団の特徴を察知することが大切ですし、プライベートな会話であれば、いろいろとプライベートなことをどこまで聞いたり話たらいいのだろうかということをくみ取ることが大切です。

人間というのは意外なところに、心のシグナルが現れます。
よく顔は笑っているけど、目は笑っていないなんて表現をされますが、例えば会話をして楽しそうに笑顔を見せていても、スマホばかりちょくちょくチェックしていたり、腕組みをしていたりしたら、会話に退屈している可能性が高いでしょう。
さっさと会話を切り上げるか、話題を変えたほうがよさそうです。