運動嫌いな人にお奨め、ケトン体ダイエット

ダイエットしたい、でも動くのは億劫だ

ダイエットというと、食事制限と運動療法ということで、運動療法もかかせません。
運動は、単にエネルギーを消費するというだけではなく、筋肉がついてくるために、基礎代謝量が上り、太りにくい体質になっていくのに重要なものです。

しかし、中には運動嫌いという人もいるでしょう。とにかく体を動かすのが嫌だ、ちょっと動くとだるくてすぐに疲れてしまう。
あまりひどいと、何かの病気である場合もあるので、だるさや疲れが長く続く場合は、注意が必要です。

今まで何回もダイエットしたけど、そのたびにリバウンド

いろいろなダイエットを試してみて、一応、いくらかの効果はあり、何回か痩せられたけど、すぐにリバウンドしてしまうという経験がある人もいるかと思います。

あ～、自分はやっぱり肥満遺伝子をもっているから仕方ないのか・・・となかばあきらめたくもなります。

そんな人にもお薦めしたいのが、体のエネルギー源をブドウ糖からケトン体に替えるというケトン体ダイエットです。

運動嫌いのダイエット

最近、流行っているダイエットとしては、低炭水化物ダイエット、糖質オフダイエットなど、炭水化物や糖質の摂取を抑えるダイエットがあり、これは糖質を控えるということから、糖尿病の人に対して取り入れている医療機関もあります。

糖質の摂取を抑えると、体のエネルギー源であるブドウ糖が減ってきてしまい、代わりに脂肪酸からケトン体が合成されてきます。このケトン体は、体の脂肪を燃やし、体のエネルギーに変えてくれる働きがあります。

家で過ごす時間が長く、あまり外出しないという人、デスクワークが中心の仕事で体を動かす機会があまりないという人には、糖質や炭水化物を控えるケトン体ダイエットがお奨めです。

炭水化物や糖質の摂取を抑えることで、エネルギー源であるブドウ糖が減ることになり、そうすると代わりに脂肪酸から、体の中の脂肪を燃やすケトン体が作られます。ケトン体のエネルギーサイクルのスイッチが入れば、脂肪が燃えやすい体になり、運動をしなくえも痩せてきます。しかも脂肪が燃えるので、血中の中性脂肪も減ってきて、血管を若々しく保つこともできます。

ケトン体ダイエットでも運動は必要？

じっとしていても、脂肪が燃え、中性脂肪が減り、血管が若返るんだったら、こんな良いダイエット法はないということですが、やはり体には筋肉が必要です。
ずっと動かないでいると、筋力が落ちてしまいます。筋肉を維持するためにも、多少の運動、ウォーキングなどはするべきです。

太っている人は、膝に負担がきますので、ケトン体ダイエットである程度体重が落ちてからでもよいので、運動をするようにしましょう。