女性にタッチしてもセクハラ扱いされないケースの見分けかた
最近は、ちょっとしたことでもセクハラと言われたりしてしまいます。
女性から男性へのセクハラもありますが、特に気をつけなければいけないのが男性から女性に対してのセクハラです。
セクハラこそ、曖昧で主観的なものはない
気軽にポンと肩を叩いただけでもセクハラなどと言われてしまうこともあります。
セクハラの難しいところは、主観によるところによるものであるということです。
例えば、男性が女性の腰を手で触ったとします。男性Aは「なに、冗談やってるのよ!」で済んだところ、男性Bは「なに、ヘンタイ! セクハラしないでよ!」となってしまいます。
つまり、同じ行為をされても、女性がどうとるかによってセクハラになるかどうか決まってしまいます。
女性がOKであれば、セクハラにならず、OKでなければセクハラということになってしまいます。
若者の晩婚化が進んだのも、セクハラへの過敏反応が原因?
ここ数年、若者の晩婚化が進んできていて、2014年のデータによると初婚年齢が女性で29歳、男性では31歳となっています。
この晩婚化が少子高齢化を招いている一因にもなっています。もっとも、景気が悪くなり、将来の年金の心配もあることから、自分の将来すら不安なのに、結婚して子供までとなると、経済的なことを考えると結婚できるような状態じゃないというような社会にしてしまった政府の経済対策、社会保障対策の大失敗も大きな原因に一つでしょう。
しかし、セクハラなどに対する社会の過敏反応も大きな原因になっているような気がします。
会社でも、コミュニケーションの一環として「まだ、結婚しないの?」などというと、すぐに「部長、それセクハラですよ!」と言われてしまう。
ましてや、女性に触れるなんていうことは、間違っても気軽にできない。
男性としては、女性に対して触っていいものか、悪いものか、もし触って、相手が喜んでくれたり、少なくとも何の感情も持たなければいいが、もし嫌悪感をおぼえてしまったら、その時点でセクハラになってしまうからだ。
それであれば、人間は無難な道をとるものである。
草食系男子が大量発生したのも、セクハラ過敏社会も原因?
その結果、30歳になって、女性の手も握ったことがない(子供のころにダンスなどで握ったようなケースは除いて)といった草食系男子が増えてきてしまった原因にもなっているのではないだろうか。
女性にさわっていいサインはあるのか?
女性が、「私のこと、触ってもいいわよ!」と言ってくれればいいのですが、まずそんなことをいう女性はいないでしょう。
そうすると、男性は、この女性はもし自分が触ったとき、恋人のように喜んでくれるのか、それとも友達のようにフレンドリーに接してくれるのか、はたまた猛烈に拒絶されたあげく、セクハラ扱いされてしまうのか、わかりません。
しかし、ちょっとした見分ける方法があるのです。
これは、フロリダ大学に通う18~22歳の学生380人に対してアンケートをとった結果であるが、両親、親しい同性の友人、親しい異性の友人がそれぞれ、対象者の体にどのぐらい接触しているかの調査を行っています。
その結果は、女性の自己開示量(自分の意見をありのままに話す量)が多ければ多いほど、異性の友人に多く触られている傾向があることがわかりました。
もちろん、日本と米国との違いというものもありますし、個人差もありますが、「私って本当は・・・」、「ぶっちゃけ・・・」などと本音を話してくるような間柄であれば、軽くボディタッチしても、いやがられる確率は低いといえるのかもしれません。
会社で、気になる女性がいたら、「上司の○○部長、正直どう思う?」と聞いてみるのもいいでしょう。
「う~ん、どうなんだろう」、「悪い人ではないと思うわよ。」などとお茶を濁したり、当たり障りのない無難な答えをするようだと、女性は一定の距離を保とうとしている可能性が高いと言えるでしょう。
逆に、「ここだけの話なんだけど・・・」、「ぶっちゃけ、私もあの人苦手なのよ!」などと本然を話してくるようだと、ある程度あなたに心を許している証拠でもあるので、軽いボディタッチくらいであれば、別にOKという可能性が高いともいえるでしょう。
あくまでも、最終的には自己責任のもと自己判断で
ここまで記載して無責任のようですが、もっとも、人間とは複雑で難しい生き物であるため、これが100%あてはまるということではないので、あしからず。
何かの参考になれば。