認知症の人に車を運転させるな! 免許は全員認知症検査を導入すべき?
宮崎でいたましい事故が起こってしまった。
事故を起こしたのは、70歳男性の認知症の人。
歩道を暴走するというのはひどすぎる。歩道を700mも大暴走。スピードにして60km/時くらいでていたとの話しもある。
鹿児島から宮崎にどうやってきたかも覚えていない状況で、車を運転していたのである。
今回の事件、認知症の人が車を運転したせいで、貴重な若い命が2人も奪われてしまった。
認知症の人には、外を出歩かず、家の中でおとなしくじっとしていてもらいたいものである。
少なくとも、自動車を運転するなんてもってのほかだ!
今回の事件に限らず、後期高齢化社会のせいか、最近は認知症の人が高速道路を逆走なんてニュースがあとをたたない。
こんな人からは、早く免許を取り上げて、それだけでなく、そもそもカギを持たすな! 自動車を取り上げろ!ということを言いたい。
これは認知症のご老人の命のためにもなる。
認知症が疑われる男性の6割が車を運転している。
国立長寿医療研究センターの調べによると、大府市と名古屋市の65歳以上の住民約1万人に実施した結果、認知症が疑われる男性の6割が車を運転しているという実態が明らかになっている。
くしくも2015年6月に道路交通法が改訂され、75歳以上の運転免許を更新する場合は、認知機能検査がぢムづけられ、認知症の疑いがありと判断された場合は免許を返納することになっているが、一定期間違反がなければ免許が更新できることになっていましたが、これが認知症のおそれありと判断された時点で、医師が診断書提出するこおになり、免許停止となります。
しかし、対象は75歳以上の高齢者。今回宮崎で事故を起こした男性は、73歳であり対象からははずれている。
若年性痴呆症もある時代、免許取得する人全員に、認知症の検査を義務付けてもいいのではないだろうか。
確かに、本人の気持ちとしては、長年続けてきた運転をやめることは、本人にとっては大きな決断ですし、地方では車がないと生活にもすごく不便であることはあるでしょう。
しかし、最近の認知症の人の起こす高速道路の逆走、コンビニへの突っ込み、一方通行の逆走、歩道走行、もうここまでくると目にあまるし、安心して街を歩けない状況になってくる。
超高齢化社会を向かえ、ますます認知症患者も増えてきます。
認知症検査を全員に義務付けてもいいのではないだろうか。そしてさらに言うなら、家族なりディーラーがカギすら持たせないよう取り上げる必要がある。
だって、認知症なら免許がなくてもカギさえあれば運転してしまうかもしれないからである。
こうしたことを徹底してできないというのも、今の社会の脆弱性がうかがえてしまう。
マイナンバーにしても、ホームレスや、大橋巨泉のようにしょっちゅう日本と海外を行き来している人、全員に正確に届けられるのだろうか?
各地でいろいろな問題が既に発生している。
マイナンバー自体の理解も進まないまま、制度のみをすすめる今の国のあり方には疑問を感じ得ない。
極端なはなし、まともにマイナンバー制度を利用し運用できるのは8~9割の人、残りの1~2割は、マイナンバーが届かなかったり、持っていても使いかたがわからず意味をなさなかったり。
国民の税金管理をして、徹底的に国民から税金をしぼりとろうとするていたらくな政治家と官僚のための制度とも言われかねないのかもしれない。