あなたは、イルミネーション賛成派? それとも反対派?
紅葉が終わり、色づいた葉も落ちると葉がない寒々とした木々が目立つようになってきます。
そして街には冷たい風が吹き抜けていきますが、そんな街並に彩を与えてくれるのが、イルミネーションです。
進化しているイルミネーション、3dマッピングとのコラボも
イルミネーション(illumination)というと、ひと昔前までは電球で飾るというような感じでしたが、最近ではLEDや光ケーブルといったものも使われるようになってきています。富士山やスカイツリーを形どったものから、今年だとラグビーの五郎丸選手に似せたイルミネーションなども見られているようです。
凄い作品をつくる個人のイルミネーター
東京で言えば、東京駅の近くやディズニーランド、六本木ヒルズ、東京ミッドタウンといった観光スポットがイルミネーションの見どころというようなイメージがありますが、最近では町おこしとして町をあげて力を入れているところがあったり、個人の民家でもいろいろとイルミネーションの鮮やかさを競っていたりします。こういう人たちのことをイルミネーターと呼んだりします。
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ちなみに、LEDなどの普及、ソーラー発電の利用により1ヵ月にイルミネーションに使われる電気代は、使う時間などにもよると思いますが、半額ぐらいになってきているそうです。それでも月に2万円程度かかるという話もあります。
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一方、大掛かりでやっているようなところは、通常の光のイルミネーションによって、波や滝を表現したり、花火を表現したりしているところもありますし、3dマッピングとのコラボにより幻想的な世界を作り出しているところもあります。
イルミネーションがもたらす効果
イルミネーションがもたらす効果、つまりメリットということになりますが、人の心がワクワクなり財布の紐がゆるみ、地域経済の発展に寄与する可能性が増えてくるし、新たな観光スポットとして客を呼び込む1つのツールとしての利用価値があるのは言うまでもないでしょう。
ムードを盛り上げるイルミネーション
また寒い冬、街を歩いていてイルミネーションを見ると、やはりその明るさからくる温かさ、ほんわり感を感じるという人もいるでしょうし、デートの雰囲気を演出するにはもってこいなのかもしれません。宝石もそうですが、光るものというのは、それなりのムードを作り出す不思議な力があるでしょう。
それからイルミネーションを作成するということでそこに需要が生まれ、金が落ちるということもありますが、地域で作成していく中で、地域住民との間に仲間意識が生まれるということもあるでしょう。
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いいことばかりじゃない、イルミネーション
いいことばかりのようですが、イルミネーションをあまり好まない人もいるでしょう。
イルミネーションは、電気の無駄遣いなんじゃ?
そんな人たちが言うのは、まずは電気の無駄遣い! 地球温暖化とか言っておいて、確かに豆電球の時代よりは、LEDが開発されて電気消費量が落ちたといっても、イルミネーションなんかやらなければ電気使用量ゼロ!なんだから、何バカげたことやってるんだ!なるのも当然でしょう。
イルミネーション賛成派は、でも、ソーラーパネルだってあるじゃないか!といいますが、厳格に言えば、なくてもぜんぜん困らない、生きていくのに不要なエレルギーであり、その分の電気を他にまわせば節約になります。
睡眠の妨げになって迷惑する人もいる?
次にイルミネーション反対派が訴えるのが、夜、電気チカチカやりやがって、眠れない! 生活のリズムが狂う。というわけです。
カーテン閉めればというかもしれないが、イルミネーションを見に来た人たちの声などでうるさくなる。
睡眠が妨げられ、健康にも支障をきたすんだというケースもあるかもしれません。
ドロボーだって、こう明るくて人が集まっていれば、商売あがったりで・・・
って それは関係ないやろ! (今日はじめてのボケつっこみ)
商魂からくる人工的なものより、もっと自然を味わうべきなのじゃないだろうか
あとは、やっぱり人間は本来自然の動物。できれば山の高原に行って、暖かい珈琲を飲みながら満天の夜空に散りばめられた星の宝石を眺めるというのも贅沢ですが、忙しい人、アーバンピープルなどは、そうそう山の高原にいって夜空を眺めるなんていう余裕はないのかもしれません。
でも、東京だって、大阪だって、今ほど明るくなければきっと星だってもう少しは見れるのではないだろうか。
ましてやイルミネーションでチカチカされたら、星どころか月ですらかすんでしまう。
イルミネーションは、星を見て感動して行われるようになった
さて、自然の星が見にくくなるじゃないかということで、イルミネーションに反対する人もいるかもしれませんが、実は、このイルミネーションというのが行われるようになったきっかけというのが、16世紀、ドイツのマルティン・ルターが夜に森の中、煌めく星をみて感動したことから、木の枝にたくさんのろうそくを飾って楽しんだというところからきているという話もあります。
ちなみに、日本での最初のイルミネーションは、明治時代にさかのぼり、明治屋が銀座に進出して華やかなイルミネーションを行ったのがはじめといわれています。