夜の宴会が多い人に人気のウコン
宴会の席などで好んで飲まれているウコンですが、ウコンとはどのようなものなのでしょうか。
ウコンはショウガの仲間
ウコンの原産地は、東インド地方で、アジア、中南米、アフリカにわたる熱帯から亜熱帯にかけて自生していて、インドや中国などでは栽培されています。ウコンはショウガ科の多年草の植物で、日本には中国から平安時代の中期に入ってきたと言われています。英語名はTurmeric(ターメリック)ですが、ターメリックは、ラテン語では Terra merita(テラ・メェリタ)となり、すばらしい大地を意味します。すばらしい大地、肥沃な土地の養分を集めた根茎部分は、栄養価が高く健康食品などにも広く使われています。
ウコンとカレー
カレーというと多くのスパイスが配合され、世界的薬膳料理として広がっていったポピュラーな料理ですが、そのカレーと一緒に出てくる黄色いライスであるターメリックライスにはウコンが使われていることから、ウコンの英名であるターメリックのライスということで名づけられています。またウコンは、カレーに食欲をそそる黄金スパイス・香辛料としても使われています。
4種類あるウコンのうちどれを選ぶか
一口にウコンといってもウコンには春ウコン、秋ウコン、紫ウコン、ジャワウコンの4種類があります。通常ウコンというと秋ウコンのことを指します。秋ウコンは、その名のとおり晩夏〜秋に白い花を咲かせます。
ウコンの肝となる成分クルクミン
ウコンの肝となる有用成分と言われているのがクルクミンで、ウコンに含まれる健康成分であることから、ウコンのサプリには、クルクミンの含有量が表示されていたりします。
このクルクミンの含量が最も多いのが、秋ウコンになります。クルクミンこそが、カレーやターメリックライスを黄色にしている色素成分で、水にはほとんど溶けないことから、カレーのシミは水洗いだけでは落ちないしつこい汚れになってしまいます。石鹸で洗い日光にあてることで、紫外線によりクルクミン色素が分解されるのでシミを消すことができます。たくあんの黄色いのも、ウコンの色素クルクミンが使われています。
ウコンは枝豆と相性がいい?
ビールといえば、枝豆と言われるように、まるでビールの相棒のように言われる枝豆ですが、ウコンとの相性は抜群です。ウコンの肝となる成分クルクミンは、水に溶けにくい成分ですが、枝豆には大豆レシチンが含まれています。レシチンは、水と油両方になじむ性質をもっていますので、水にとけにくいクルクミンをしっかり包み込んで、水に溶ける形にしてくれます。
肝臓エキスと相性が良いウコン
世の中には酒豪と言われる人もたくさんいます。しかし一方、お酒が弱いという人もいます。しかし、サラリーマンであったり、夫婦での夜の楽しみであったりということで、夜のおつきあいも非常に大切です。またサラリーマンであれば、翌日に仕事があれば、シャキっとして会社に行き仕事をしなくてはなりません。自分の適量をわきまえて、自制しながらお酒を飲むというのが、賢い大人の飲み方になります。そんな中、夜のお酒の席にぴったりなのが、肝臓エキスとウコンです。
ウコンはクルクミンという苦みがある香辛成分が入っていて、お酒を飲む人や、いつも元気でいたいという人に、肝臓エキスとともに人気が高くなっています。
泡盛で有名な沖縄の出身、MAX レイナさんも愛用
ユーロビートでアップテンポな歌と踊りで、安室奈美恵さんやSPEEDと同じく沖縄出身のグループMAXのメンバー、レイナさんは、交友関係も広くお酒好きなことで知られていますが、ブログの中でもウコン愛用者であり、その実体験からお土産にウコンを送るほどウコンを推奨しています。