恋すると人は若返る
恋をすると若返るって本当なのか よく『恋をすると若返る』というようなことを言います。 本当にそうなのでしょうか。
子供から大人になるのが思春期だとすると、大人から高齢者へとなっていく過渡期は思秋期といえるのかもしれません。
年齢でいうと、45歳を過ぎたあたりで、このころになると性ホルモンの分泌が低下してきます。
性ホルモンと老化
性ホルモンの分泌が低下してくると、前頭葉が委縮してきてしまいます。
そうすると何が起こるかというと、若いころと同じような感情を維持することが難しくなってくるのです。
つまり、わかりやすく言うと、性別特有の感情がなくなってきて中性化してしまうのです。
そして肌などのツヤもなくなり、一気に老け込んでしまったりします。
この前頭葉の委縮を防ぐためには、前頭葉を刺激してやることが大切です。
そのためには、何歳になっても男女の性別を意識して恋をするということも大切なのです。
何歳になっても恋をする人は、目がかがやいていてツヤもよくいつまでも若々しいのです。
恋する女性がきれいになる理由とは
恋をして好きな人ができ、その好きな人から電話がかかってきたり、メールが来たりすると、胸がドキドキしてときめくものです。
このときめきタイムに何が起きているかというと、快感を呼ぶドパミン、幸福ホルモンともいわれるセロトニンなどが分泌されているのです。
そして、ドパミンやセロトニンが分泌されると、前向きな気持ちになってきて、女性ホルモンのエストロゲンの分泌も増えてきます。
男女限らず、好きな人ができると、よりファッションやメイクに気を配るようになる人が多く、そうしたことも恋をするときれいになるという所以なのですが、それだけではなくホルモンも大きく影響しているのです。
エストロゲンは美容ホルモンともいわれてい手、分泌されると肌や髪にツヤがでてきてきれいになるのです。
恋する男性は仕事ができるようになる
恋した女性がエストロゲンの分泌が増加するのに対して、男性では男性ホルモンであるテストステロンが多く分泌されてきます。
このことにより、体格が引き締まりより男らしくなっていきます。
よく彼女ができると、スポーツ選手の成績が上がったり、会社での働きがよくなったりする人がいますが、これも恋することによりテストステロンが分泌されることに深く関係があります。
テストステロンは、競争心とも深い関係があるので、恋してテストステロンが分泌されることにより競争心が高まり、より高いパフォーマンスを発揮できるようになるのです。