ポッコリお腹とお尻のコリの深い関係
お尻のコリがあると、お腹がポッコリ出てきやすい
お尻のコリは、右側のお尻と左側のお尻を手でもんでみて、どちらかのお尻だけが一部硬くなっていたり、お尻が張って痛みを感じたりする場合に、お尻のコリがあると言え、この状態は、便秘になりやすい状態になっていると言えます。
お尻のコリがあると、尻の歪みが骨盤に悪影響を及ぼして、骨盤が片方に引き上げられてしまうことから、腸本来の働きが弱まり便秘になりやすくなってしまうのです。
お尻のコリの上手な見つけ方
さて、まずはお尻のコリがあるのかどうかを見つけることが大切ですが、お尻のコリの上手な見つけ方について解説していこうと思います。
お尻のコリの見つけ方は、お尻を手で揉んでみて明らかに片方のお尻だけが一部硬くなっている場合、これは誰にでもすぐにわかると思います。
特に、左側のお尻にコリがある場合は、便が出にくくなっています。
左側のお尻にコリがある場合は、骨盤の歪みによって左足が短くなっています。
コリがある尻と同じ側の足が短くなっているので、足を伸ばして寝てみることで足の長さを比べれば見つけやすいと思います。
お尻の筋肉は骨盤と足をつないでいるのですが、そこにコリがあると骨盤がゆがみ、足やお尻の筋肉がアンバランスになって、骨盤の中にある腸や泌尿器にも影響し、便秘等になりやすくなってしまうのです。
人間の体は、左右均等にはできていません。
例えば、右利きの人や左利きの人は、いろいろなことをやるときに利き手・利き足のほうをより使います。 両利きという人でさえ、体を均等に使ってはいません。
例えば、足を組むときもなんとなく組みやすい方向で組んでしまったりしているものです。こうしたことが積み重なると、体の重心が左右どちらかに偏ってお尻の片側が凝るようになります。
左右のバランスが崩れてくると、骨盤に収まっている内臓の位置が、歪むことによって下にさがり機能が低下して便秘になりやすくなってしまいます。
骨盤を調整し大腸の働きを正常にし、ポッコリお腹を改善するためには、お尻のコリをほぐすことが有用です。
お尻のコリの上手なほぐし方
お尻のコリをほぐしには、痛いけど心地がよいという程度の刺激を与えるのがコツです。
痛すぎるくらい刺激を与えてしまうと逆効果になりますので注意しましょう。
コリをほぐすことによって、筋肉を軟らかくします。
そうすることで、副交感神経の働きを良くして骨盤のズレが矯正されていき、便がきちんと出るようになります。
お尻のコリのほぐし方は、書籍やネットでいろいろなストレッチのやり方等が紹介されていますが、体が硬い人にはやりにくいものもあります。
しかし普通にあぐらを組めるのであれば、ほとんどできるかと思います。 あぐらを組むとき、どちらの足を前にするかで組みやすい・組みにくいがあると思います。
組みにくい方の組み方であぐらを組んで上体を前に倒していくと、足の付け根やお尻の脇の部分が伸ばされた感じになります。
そこで筋肉が伸ばされた感じがしてちょっと痛いけど気持ちいいくらいにストレッチすると効果的です。 組みやすい方・組みにくい方両方やって、組みにくい方の回数をやや多くするとよいでしょう。