ここ数年、急激にハロウィンが盛り上がるようになった理由とは
クリスマスと以上に盛り上がるようになったハロウィン
ここ数年で急速にブームに火がつき、日本人の間でも定番イベントとなってきた10月31日の「ハロウィン」。
ハロウィンと言えば、ここ数年で急にいろいろな仮装をして街を歩く人々も増えてきました。コスプレ好きのレイヤーさんだけにとどまらず、いろいろな人が仮装をしている光景を日本のあちこちでみかけるようになり、クリスマスよりも盛んなイベントになってきたのかもしれません。
今やスーパーやデパートに行っても、ネットショップをみても、ハロウィングッズであふれかえっています。
ここ数年、何故ハロウィンが盛り上がるようになったのか?
まずは、10年前のことを考えてみてください。10年前はたぶんこんなにハロウィンは盛り上がっていなかったのではないかと思います。ハロウィンというイベントをやったこともなかったという人の方が多数派だったと思います。
スーパーやデパートでも、今ほど大々的にコーナーまでつくってハロウィングッズを販売しているというような感じではなかったと思います。
それでは、なぜハロウィンがここ数年でブームとなり盛り上がるようになったのでしょうか?
ここ数年でハロウィンがブームとなった理由
ハロウィンブーム到来の理由として、一番にあげたいのがSNS社会の到来ということです。ここ数年で、Facebook や Twitter といったSNSが流行りだしました。以前はSNSといっても、限られた仲間うちで mixi を楽しむといった感じから、今では、素人があげた画像や動画、ツイートなどが爆発的に拡散するなんていうことも起きる時代になりました。
そして、SNSを利用する Facebook や Twitter のユーザーたちは、そこにパーソナリティやオリジナリティを出して、自分ブランド、つまり自分とはどんな人間なのか、わかって~~~という文化になってきました。
それで何をするかというと、Facebook や Twitter に自分がいかに楽しくて充実した生活を送り、面白いことをしてるかを不特定多数の人に見せようとします。
こんな素敵なアイテムを見つけたんだよ! こんな所で美味しい店をみつけちゃったよ! こんな面白い動画があるぜよ! この情報はマジすごいよ! この前こんな体験しちゃったんだよといったような体験談の共有。
これは、友達からさらに友達の友達にまで広がっていき、ごく一部の人の中でのものだったマイノリティなものが、支持されマジョリティに変わっていくといったことが起き始めています。
そして、この現象で市民権を得たものの一つに、コスプレ文化があるのではないかと思います。
コスプレをして、それをスマホで撮り、Facebook や Twitter にアップする。
それにフォローやいいねがついたり、リツイートされて、友達から友達の友達へと広がっていく。
そして、仮装して楽しむハロウィンは、コスプレブームにぴったりとマッチしました。