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旭化成のへーベルハウスと手抜き工事

杭うち偽装問題で揺れる旭化成

 

旭化成というと、今や横浜の杭打ち手抜きマンションで話題になってしまっていますが、その少し前は、茨城県常総市の鬼怒川決壊の時、周りの家が流される中、しっかりと流されずに建っていた白い家がありましたが、それがへーベルハウス』。

そしてこのへ―ベルハウスと言えば旭化成です。

ヘーベルハウスは大丈夫?

 

この時は、へーベルハウスは頑丈な家、しっかりとした造りということで非常に評価が上りましたが、横浜のマンションの杭打ちデータ偽装事件があって、いろいろと問い合わせがきているようです。

結論を言ってしまえば、へーベルハウスへーベルハウスに関して、横浜の杭打ち偽装をやった旭化成建材が杭を打っている物件は一つもなく、今後も旭化成建材が杭打ちを担当することはないそうです。

つまり、ヘーベルハウスは旭化成建材とはまったく関係ないのですが、旭化成ホームズにはいろいろと問い合わせがたくさん来ているそうです。

グループ会社は、1つの会社に問題が起こると、連鎖的に影響を受けてしまうというのは怖いものがあります。旭化成の場合、グルームで住宅、建材といったように別々に独立した形で事業を展開していて、全く関係がないようですが、一般の人は、同じ旭化成グループという認識になっています。

フォルクスワーゲンでは不正問題もありましたが、最近、名が知れた一流企業の不正や偽装が目立ちます。
物を購入するときにブランドというものは、そのものの価値観を与えます。

あそこの会社の製品だから、安心だろう、良品だろうという暗黙の了解みたいなものがありますので、消費者がそれを裏切られたときの衝撃というのは、やはり大きなものがあります。

コップに垂らした一滴の墨汁

 

一度不正や偽装があると、信頼を回復するのに10年はかかるでしょう。
不正や偽装による汚点を、ちょうどコップの水の中に垂らした1滴の墨汁によく喩えることができます。
時間とともに、水がたされることによって、色は薄まっていきます。しかし何ppmかはいくら薄めても墨汁の成分が残っているはずです。

一度信頼を裏切ってしまうことが、いかに大変なことかということでしょう。
特に、今回の旭化成のようにグループ会社だと、下請け会社や親会社だけでなく、グループの他の会社の社員や顧客にも迷惑をかけてしまうということがあります。

ブランド力が高く、丈夫さを売りにしてきたヘーベルハウスですが、それでも問い合わせも殺到していて、売りにくくなっているようです。