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少子化が進めた草食系

少子化が進んでいる近代日本。
社会保障制度がしっかりしないからだ! 国がきちんと年金で安心して暮らせる社会を作らないからだ!
こういった意見もごもっともです。
国民から血税をしぼりとり、無駄な箱物に金を使ったり、海外で政治家達がいい格好するためにばらまく円借款など。
海外に援助するなとは言わないが、日本は国連への出費も含め、欧米を含めた他の国よりも金を出しすぎで、その割には感謝されていないのが現状だ。
どうせ感謝されないんだったら、海外になんかびた一文払わなくてもと思ってします。
それよりも、もっと日本人の将来のために金を使えと。
海外にばらまく金があるなら、日本国内の社会保障や年金に回してほしいものである。


それを言っちゃ~、おしまいよ!

こんなようだから、脱税したり、働いたもんの負け!なんていう風潮が高まり、国民全体に閉塞感とやる気のなさが蔓延してくるのではないだろうか。
そして、少子化になってしまったのも、そうした閉塞感、やる気のなさが蔓延してきてしまった結果のような気がします。

まあ、海外よ甘えるんじゃない! 自分達のことは自分でやり、金を借りたり援助受けたりするんじゃない! と言ってやりたいところであるが、寅さんふうに言うと、「それをいっちゃぁ~おしまいよ!」。この名台詞、なかなか魅力ある台詞ですよね。

本音の部分で、トランプさんと同類になってしまうようなことをポロって言ったあとに、ニヤニヤ優しそうに笑いながら、やんわりと「でも、それをいっちゃぁ~おしまいよ!」というだけで、ずいぶんとオブラートに包むことができる。

ここまでは、国が悪い、世間が悪いといってきたが、それでは人間には、少子化に対する問題点がないのだろうか。
いえいえ、少子化が進んでしまった一番の原因は、もちろん社会保障や年金などへの将来の不安、若者の賃金が安くてなかなか正社員になれず、将来への不安から結婚してくても控えてしまう人がいるというのは大問題です。

しかし、それよりも人間そのものの性格によるところが大きいのでしょう。

草食系人種が招いている少子化

最近、肉食系とか草食系とかいう言葉が言われていますが、その中で増えてきているのが草食系。
特に、男はこの草食系が多く、草食系男子は現代日本の若い男の典型的パターンとして認知されつつあるくらいです。

少子化ということを考えると、まず子供。しかしその前にやることがありますよね。
そう結婚!
そして、結婚するためには、恋愛をしなければいけません。まあ、お見合いもありますけど。

恋愛をすると人はどうなるか。大好きな彼氏・彼女ができて、胸もときめき、脳がドーパミンを分泌します。
そして、その快感によって、大好きな彼氏・彼女にときめくわけですが、もうこうなってしまうと、相手の多少変なところも素敵に見えてしまうのです。
まさに、あばたもえくぼというヤツですね。
最近では、子供をつくっても離婚するカップルが多く、今日も、離婚して妻が子供をつれて家を出ていってしまい、親権を妻にとられて、子供とは月に1度2時間しか会えないなんていうことをやっていました。

それはさておき、恋愛中はときめきによって、あばたもえくぼ状態ですが、あとから考えると「失敗だった」となるわけです。
しかし、恋愛中はその時の勢いで結婚や出産に至るのです。

こうして、ドーパミンというホルモンのおかげで、人間は子孫を残してきたわけですが、最近の若者は、恋愛でのときめきを感じる前に、理性的に頭で考えて判断してしまうのです。

動物は、子孫を作っていくのが最大の使命で、だからこそ、Hは気持ちよいものになっているわけです。
しかし、それより前に、「自分が大事」なのです。

つまり、種の保存 < 自分という個体
となり、自分という個体が、種の保存よりも優先されてしまうのです。

その結果、社会保障のこと、年金のこと、離婚され親権も奪われるリスク、はたまた今勤めている会社が倒産したりしたときのリスク、自分の趣味をやる時間が減ってしまう・・・ こういった恋愛に対して、リスクや面倒な面ばっかり出てきてしまい、結婚や出産にどうも積極的になれず、どんどんと歳を重ねてしまうというわけです。

もっとも、高度経済成長期のときにあった、明るい未来!というビジョンが描けていた時代はよかったが、これから子供を産んでも、地球は世界規模で汚染されているし、経済的にうまくいっているところもそんなないし、年金だって社会保障だってどうなるかわからない。こんな世の中、子供産んだって子供がかわいそうなだけだ。
それに、自分が生きていくのですら精一杯だよ! なんてなってしまうのでしょう。

ああ、また超ネガティブ思考が頭をもたげてしまったので、この辺で終わりにいたしますwww