なかなか落ちない洗面所の黒ずみ・黄ばみを落とす裏ワザ
なかなか落ちない1年分の汚れ
街のイルミネーションが店頭し、師走に入るとクリスマス、そしてお正月の足音がだんだんと近づいてきます。
普段忙しく、12月にまとめて掃除をしようという人も多いかと思いますが、汚れを1年分ためてしまうとなかなか落とすのに苦労します。
特に頑固な汚れが目立つのが洗面所です。洗面所は毎日手を洗ったり、顔を洗ったり、歯を磨いたり、時には汚れたものを洗ったり、雑巾をしぼったり、日々の汚れが知らず知らずのうちにたまっています。
キッチンの汚れのような油汚れ、お風呂のような黒カビによる汚れというほど目立つものではありませんが、逆に目立たないだけに、日々の汚れが蓄積し落ちにくい頑固な汚れ、水アカになってしまっていることが意外と多いのが洗面所の特徴です。
洗面所の汚れ・水アカを落とすのには、やはり毎日のお手入れ
目立たない汚れだけに、汚れが蓄積し、ガンコにこびりついてしまい、なかなか落とせなくなってしまいます。できれば、しっかりと洗面所の排水溝の周りや蛇口付近をきちんとチェックして、週に1度ぐらいの割合でお掃除するのが理想といえます。
洗面所の汚れって何が原因?
ところで、洗面所にこびりついたしつこい汚れって何の汚れなのかという点ですが、これはまちまちです。
一つには水道水にはカルキ(塩素)やシリカが含まれていて、これが汚れの原因になると考えられています。
同じ理由で、ポットの内面も水道水によるこうしたカルキやシリカによる頑固な汚れが発生しやすくなっています。
洗面所は、石鹸や化粧品、整髪料や歯磨きなどいろいろなものをそこで使用します。こうしたものや、先ほどのカルキやシリカが原因でできた水アカなどが一緒になって、洗面台にこびりいて頑固な汚れになってしまいます。
一番良い対策は、化粧品や歯磨きを使用した後は、きちんと洗い流してしっかりと乾拭きをして水分をしっかり拭き取っておくことが必要です。
初期であれば家庭用の洗剤で落とすことができます。
まずは浴室用の洗剤でこまめに掃除します。
それでも落ちなければ、練り歯磨き粉やクレンザーを汚れているところにつけて、スポンジの裏側を使ってこすった後、水を流せば、汚れが落ちていきます。
歯磨き粉は研磨剤が入っていますが、粒子が細かく、洗面台は傷つきにくくなっています。
洗面台の黒ずみ・黄ばみを落とす家庭の秘密兵器とは
頑固な汚れは、掃除のプロの任せたほうが良いですが、できれば自分の力でどうにかしたいという思いを持っている人もいるかと思います。
そんな人たちのための秘密兵器が、レモン!
レモンで何ができるのかということですが、レモンを絞って、切れ端にあら塩を塗ります。そしてこれをつけて黒ずみや黄ばみがあるところをこすって水拭きすると、レモンの脱色作用によって黒ずみや黄ばみがとれてきます。どうしてもレモンがない場合は、酢で代用することもできます。