長老に学ぶ! 長生きするための食事メニューとは?
長生きをするには、こういった食べ物を食べるといい、こんな運動をすると良いということがいろいろいわれます。
体に良いというサプリメントを摂るようにしてたら、どんどんとらなければいけないサプリが増えて、毎日の食事はサプリを20錠だなんてことになると、まさに落語の世界です。
最近は、長寿といってもただ長生きをしているだけでなく、90歳、100歳になってもぴんぴんとして元気に動き回っているおじいちゃん、おばあちゃんもいます。
長生きしているからには、特別な秘策でもあるのだろうか。
長老に学ぶ、長生きするための食事メニュー
世界最高齢のスプリンター記録保持者の宮崎さんは、現在105歳ですが、とある1日の食事をみてみると、次のようになっています。
朝食
自家製のミカンジャムをつけたパン1枚
ブロッコリー
果物
牛乳
さて、みなさんは、なんだ、俺と大して変わらないやと思った人も多いと思います。
それでは、みなさんは、この食事、宮崎さんはどのぐらいかけて食べていると思いますか>
う~ん、ジャムつけたパン1枚に、あとはブロッコリーと果物と牛乳だろ。
朝は忙しいし、私なら5分で食べるわという人もいるでしょう。
まあゆっくり食べても15分で軽く食べ終わっちゃうよなと思う人が多いのではないでしょうか。
しかし、宮崎さんは、この朝食をなんと30分かけてじっくりと食べるのだそうです。
宮崎さん曰く、食事で大切にしていることがあるそうです。
*一日三食、欠かさずに食べる
*腹八分目にする
*必ず30回は噛む
さて、次は昼食をみてみましょう。
昼食
おにぎりなどのご飯又はラーメンなどの麺類のことが多い。
ご飯は腹八分目、麺類なら半分ぐらいにする。
最近では、炭水化物ダイエットなどといって、炭水化物を摂らないダイエットなどが流行っていますが、成就の方は、きちんと炭水化物も摂取しています。
ただ、腹八分目にして、胃腸に負担をかけないことと、カロリーの取り過ぎには注意されています。
夕食
薄切りの肉を野菜や豆腐と一緒に炊いたものをおかずにご飯を食べる。
お酒は飲まない
長生きするための食事とは
野菜をしっかり摂ることはもちろんですが、肉は良質なタンパク源であり、きちんと食べたほうがいい。
年をとると骨が弱くなり骨密度も低下してくるので、牛乳などの乳製品でカルシウムをしっかり補うことも大切。
それじゃ、長生きするための、最大公約数的な食事のルールというのはあるのだろうか。
何を食べればいいのだろうか。
そもそも、健康維持のために特定の何かをたくさん食べた方が良いなんていうものはありません。
それよりも、自分がおいしいと思えるものを好きな味付けで食事を楽しむことこそが重要なのです。
そして、問題は食事のバランスです。
また、体が欲するものを食べると良いでしょう。
人間は水分が足らなくなると喉が渇き水をほしくなり、運動などをして塩分が出ると、塩分を摂りたくなります。
また、疲れてくると、エネルギー源となる甘いものを食べたくなります。
まとめ
*長生きするために、特別のものを多くとる必要はない。バランスが大切
*三食欠かさずに食べる
*腹八分目にする
*よく噛む
*酒は飲まないか、たしなむ程度
長生きに大酒飲みなし! ということでしょうか。